さてこのようなコンピテンシーのレベルがあることはわかりました。しかし、実際にコンピテンシーを高めてみようとすると難しい壁にぶち当たります。
コンピテンシーは自分では気がつかない
ということです。ヒアリングしてみると、たいてい自分では自分のコンピテンシーに気がつかないものです。これまでの指導活動で分かったことは、受講者様が認識している業績のうち9割以上が2レベルか1レベルであったということです。
こうしたコンピテンシーレベルは、コーチング経験のある指導者(コーチ)からコーチング指導により高められることが多く、業績について
「そうしたのはなぜですか?」
「この行動によって目指していたものは?」
というような質問を繰り返し行うことによってコンピテンシーレベルを高めていくことが可能です。