2017年4月21日 総監部門、電気設備科目の方の電話による指導

この日のコーチングによる指導事項は1800分から、1時間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 本講座では総合技術監理の応用技術を学ぶため、まず最初に総監基本演習と呼ぶ、各受講者様の独自の業績をもとに業務課題のあるべき姿を検討する練習課題を用意しています。この練習課題ではまず業績を宣言し、その課題を設定し、次に総合技術監理の5つの管理ごとに、課題のあるべき姿を展開していくというものです。
 この練習課題を行う過程で

総監の要素技術になれるとともに、活用法の上手な事例を身近な体験の中で作成していく

という狙いがあります。ご自身の身近な体験をもとに考えた総監の手法は、論文試験で求められる自ら業務を設定して回答する問題にも有効だと思われます。

 Y様は主要課題として多目的ダム電気設備工事の管理を挙げ、その総監としての課題のあるべき姿は、経済性管理では

  • 〇〇部分の管路敷設工事の工程短縮
  • 資材運搬のコスト低減
  • 工事資金の確保
などが挙げられていました。しかしこれでは課題として不適当です。なぜなら、「工程短縮」も「コスト低減」も業務の目的そのものであってそれを行うために総監としての務めがどうあるべきかを練らねばなりません。「工事資金の確保」に至っては対策そのものであって

決定的ではありますが、それを行うことが困難であってどう行うかを考えるだけでは実現不可能な提案

だと言うことです。言い換えれば「工程短縮」、「コスト低減」、「資金確保」では当然の活動であって、考えることがない簡単に答えられる内容であるということです。
 実際の業務で「工程短縮」はどの現場でも当てはまる目標であって、それを行うことが大変なわけです。ですから総監の課題としてはどうやって「工程短縮」するか、すなわちPERT-CPMを行うとか、PDPC法で〇〇を改善するとか、総監の対応法を書かねばならないわけです。こうしたことが課題として求められている内容なのです。
 つまり解答の正誤を考えるときは、

総合技術管理部門の答えとしての実行する意義があるか

ということと、逆に

試験官がこの課題を読んで総合技術監理としての課題立案能力を判断できる

か、すなわち

試験解答として意義があるか

という2つの視点で考えるとわかり易いです。
同様にY様は、安全性管理の課題として、

  • 重篤災害事故の未然防止
  • 作業中の熱中症未然防止
2つを挙げられていました。これも業務の目標であって総監としての対応が現れていません。重篤災害の未然防止という事は、総監のいくつかの対応を行った結果として最後に実現される事象であって、総監の技術応用のプロセスで行われる取り組みではありません。このため、重篤災害を防止するにはヒヤリハット事例によるリスクマネジメント対策を行うなどといった、総合技術監理の対策を立案する必要があるわけです。「課題のあるべき姿を述べよ」という問いかけでは、このように事業主が求めることをただ列挙するだけでは課題にはならず、その

目標に到達するプロセスを考え、そこに総監としての取り組みを推論する時、どうあるべきかと言う課題が見えてくる

わけです。。
 課題の言葉としてのふさわしさをチェックする時に役に立つもう一つの方法があります。それは

部下に課題を与えたらどうなるかを考える

ことです。例えば部下に

「君は重篤災害事故の未然防止に取り組みたまえ」

と指示を出したら行動できるでしょうか。おそらく、目標が大きすぎて何から手をつけたらよいかわからない、その結果行動が取れないに違いありません。では部下が行動できる正しい課題とは何かというと、それは目標に至るプロセスを分析して、そこで必要な総監の技術対応課題として立案してあげることです。
 先の例で言うと部下に対して

「君は重篤災害を防止するため、ヒヤリハット事例によるリスクマネジメント対策を行いなさい」

というような課題を与えることが正しい方法なのです。技術者の部下なら過去の事故に見られるヒヤリハット事例を探してそのリスクマネジメントの対策を行い、結果として重篤災害防止に貢献できるに違いありません。

この日のコーチングによる指導事項は18時00分から、01時間00分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。  姿を検討する練習課題を用意しています。この練習課題ではまず業績を宣言し、その課題を設定し、次に総合技術監理の5つの管理ごとに、課題のあるべき姿を展開していくというものです。
この練習課題を行う過程で総監の要素技術になれるとともに活用法の上手な事例を身近な体験の中で作成していくという狙いがあります。ご自身の身近な体験をもとに考えた総監の手法は、論文試験で求められる自ら業務を設定して回答する問題にも有効だと思われます。
Y様は主要課題として多目的ダム電気設備工事の管理を挙げ、その総監としての課題のあるべき姿は、経済性管理では
〇〇部分の管路敷設工事の工程短縮
資材運搬のコスト低減
工事資金の確保
などが挙げられていました。しかしこれでは課題として不適当です。なぜなら、「工程短縮」も「コスト低減」も業務の目的そのものであってそれを行うために総監としての務めがどうあるべきかを練らねばなりません。「工事資金の確保」に至っては対策そのものであって決定的ではありますが、それを行うことが困難であってどう行うかを考えるだけでは実現不可能な提案だと言うことです。言い換えれば「工程短縮」、「コスト低減」、「資金確保」では当然の活動であって、考えることがない簡単に答えられる内容であるということです。
実際の業務で「工程短縮」はどの現場でも当てはまる目標であって、それを行うことが大変なわけです。ですから総監の課題としてはどうやって「工程短縮」するか、すなわちPERT-CPMを行うとか、PDPC法で〇〇を改善するとか、総監の対応法を書かねばならないわけです。こうしたことが課題として求められている内容なのです。
つまり解答の正誤を考えるときは、総合技術管理部門の答えとしての実行する意義があるかということと、逆に試験官がこの課題を読んで総合技術監理としての課題立案能力を判断できるか、すなわち試験解答として意義があるかという2つの視点で考えるとわかり易いです。
同様にY様は、安全性管理の課題として、
重篤災害事故の未然防止
作業中の熱中症未然防止
の2つを挙げられていました。これも業務の目標であって総監としての対応が現れていません。重篤災害の未然防止という事は、総監のいくつかの対応を行った結果として最後に実現される事象であって、総監の技術応用のプロセスで行われる取り組みではありません。このため、重篤災害を防止するにはヒヤリハット事例によるリスクマネジメント対策を行うなどといった、総合技術監理の対策を立案する必要があるわけです。「課題のあるべき姿を述べよ」という問いかけでは、このように事業主が求めることをただ列挙するだけでは課題にはならず、その目標に到達するプロセスを考え、そこに総監としての取り組みを推論する時、どうあるべきかと言う課題が見えてくるわけです。。
課題の言葉としてのふさわしさをチェックする時に役に立つもう一つの方法があります。それは部下に課題を与えたらどうなるかを考えることです。例えば部下に「君は重篤災害事故の未然防止に取り組みたまえ」と指示を出したら行動できるでしょうか。おそらく、目標が大きすぎて何から手をつけたらよいかわからない、その結果行動が取れないに違いありません。では部下が行動できる正しい課題とは何かというと、それは目標に至るプロセスを分析して、そこで必要な総監の技術対応課題として立案してあげることです。
先の例で言うと部下に対して「君は重篤災害を防止するため、ヒヤリハット事例によるリスクマネジメント対策を行いなさい」というような課題を与えることが正しい方法なのです。技術者の部下なら過去の事故に見られるヒヤリハット事例を探してそのリスクマネジメントの対策を行い、結果として重篤災害防止に貢献できるに違いありません。