2017年10月20日 鉄道設計技士部門、鉄道電気科目の方のライン電話による指導
この日のコーチングによる指導時間は22時00分から、30分間行なわれ,その受講者様は鉄道設計技士部門、鉄道電気科目を目指す方で、場所は神奈川からライン電話を用いて相談されました。
H28年問題
高圧配電システムにおいて停電、障害が発生した場合に、重要負荷へ電力供給を確保するために必要なシステム構成・設備、特徴
- 電力会社など系統の広域停電
- 配電用変電設備の障害による停電
- 配電用変電設備から供給される配電線路における地絡、断線、焼損などの障害
この1~3の用途ごとに、それぞれの用途の視点ごとの違いを意識して構成や特徴を述べるように指導しました。
H28年問題
三相の架空高圧配電線をケーブルに切り替える場合の課題を3つ挙げよ。
フェランチ効果、地絡継電器の不要動作は正解として、一方「ケーブルの相接続誤り」は人間的なミスと思われるので誤りとしました。最低限のチェックは行われる前提で技術的問題を考えるのが良いかと思います。
そのほか、答案用紙の文字数が1600字のため、1400字程度まで余白を埋めるように指導しました。
コーチング指導の素晴らしさがお分かりいただけましたか。本研究所では受講生様の進度に合わせて指導しています。論文の理解度が欠けていると判断ときや、業績についても新しい視点が必要と判断したときは、随時電話、スカイプにてご相談の時間を持つように講師の側からお知らせしております。皆さんの鉄道設計技士合格への道が最短となるよう努めています。