鉄道土木 H24年 1-2「ロングレール化」

問題

 下の略図のような区間をロングレール化する場合に考慮すべき事項を3つ挙げ、それぞれについて理由と実施する上での注意点を述べなさい。ただし、当区間のレール種別は50kgNレールであり、PCまくらぎ化が既に図られているものとする。

鉄道設計技士問題 下の略図のような区間をロングレール化する場合に考慮すべき事項を3つ挙げ、それぞれについて理由と実施する上での注意点を述べなさい。ただし、当区間のレール種別は50kgNレールであり、PCまくらぎ化が既に図られているものとする。


模範解答(簡易答案)


 

(1) 伸縮継目の管理と、ふく進の防止

@理由:ロングレール両端にはレール伸縮を吸収する伸縮継目が設けられている。

伸縮継目には許容ストロークが決められており、不足又は過大になると、軌間の縮小や拡大、レール締結装置からの脱落や干渉が生じ、運転保安上問題となる。

レール設定温度に対する温度伸縮に加え、現地は、下り勾配を制動する曲線区間のため、ふく進が生じやすい。

線路の外側、内側ではどう違うか。

A留意点:ふく進が及ばないよう、アンチクリッパーを設置する。

    定期検査時に伸縮継目や1/2点でのストロークを確認する。

理由、根拠、得られる効果、対策法

 

2)レールを拘束して座屈させない 

@理由:軌道が座屈すると軌道狂いにより脱線する可能性がある。

   酷暑時のレール軸力に対して、道床横抵抗力が不足すると座屈する。

現地は曲線区間のため、レール軸力によりレールが外方向に座屈し易い。

   分岐器は締結力が強いため、分岐器前後にレール軸力が集中しやすく、座屈し易い。

もっとも座屈しやすい場所はどこか。その理由は。

A留意点:急曲線区間や分岐器は座屈し易いため、枕木重量化や増設、余盛や安定剤散布、座屈防止板設置により道床横抵抗力を確保する。

理由、根拠、得られる効果、対策法

 

3)分岐器介在によるレール移動の防止 

@理由:分岐器の構造上、基本レールとトングレールの相対移動による転轍部の不転換が懸念される。

不転換とはどうしてなるかそのメカニズム

A留意点:基本レールとリードレールを移動防止金具によりずれ止めする。

どんな方法か具体的に