過去に2回も添削をうけて良かったのに、最近見られた他社の先生はなぜきびしい評価なのでしょう。
技術士指導の先生は、一般的にアマチュアでプロはいません。みなさん指導機関に雇われたアルバイトで、片手間にやっているのです。指導理論まで研究される方はまずいません。
このため、もっぱら自分の体験に基づいて合格、不合格の判断を下しています。
技術者のコンピテンシーがどう評価されるかというモデルを持たない
からです。このような状況では、なぜ悪いかという理由ははっきり教えてもらえません。
自分の体験に合うか合わないかの世界
です。したがって、「一方の先生の評価は良くて、他方の先生は悪く、しかも両方とも納得できるわけじゃない」という状況が発生するのだと思います。
そこでまずは、何が良くて何が悪いのか、納得する判断基準を持つ必要があります。本講座ではコンピテンシー理論に基づいてそうした試験官の心の中の評価メカニズムまで説明可能です。