問題出題傾向はⅠ-1選択科目問題では、「 選択科目」 に関する専門知識と応用能力が要求されるようになり、一般的な専門知識ではなく次のような出題傾向が予想されます。
実務の場面を想定した事例を与えて、そこで必要な技術対応策を記述させる。
技術用語を列挙して意味を説明するとともに、専門分野での最近の活用事例や今後の展望について述べる。つまり、技術応用に付随する現状認識を確認する。
- 現場でよくありそうな普遍的課題の問題設定や設計課題を想定させる。
- 特段、品質管理面等で注意を要する内容に言及させる。
- 最新の設計例を包含するような創造的要素も包含する。
- 問題点を洗い出し、技術的応用過程を経て仕様を決定する。
- 設計・建設過程でのマネジメント、リスク低減も行う。
- 実務上の問題点を想定し、課題設定、解決策を示す。
以上をまとめますと、単なる知識の暗記ではなく、実際の現場にありそうな問題を想定して、具体的な対応策を提案できるようにしておく必要があります。