講座の合格理論の最終目標としていることは、優れた技術コンサルタントとしての能力を獲得することです。ご存知のように技術士試験では、専門知識のほかに、課題解決能力や技術応用力が求められます。体験論文では、実務において成果を挙げていることが必要で、また口頭試験では能力以外に技術者倫理まで問われます。
ここから類推できることは、文部科学省としては優れた技術コンサルタントとしての能力を測って、ある一定以上の能力を備えた人に技術士の資格を与えていると言うことです。
したがって、試験に合格するには、やみくもに暗記したり、試験のテクニックに労するのではなく、実務で役立つ優れた技術コンサルタントであるように努めれば、かなり合格率が高まるはずです。では具体的にどのような能力なのか、技術士の試験ごとに見てみましょう。