2011年12月18日
① 講座をうけてみて一番、合格に役立ったと感じたことは何でしたか。(全体的な印象)
現在の業務について、貢献・成果とは何かについて、繰り返し問いかけを受け、考える作業を繰り返すプロセスを踏むことにより、正しい答えを導き出し、的確な言葉で表現できるようになったこと。また、面接官に対してコンピテンシーを感じさせ、昇任にふさわしい人材であると伝えられるようになったこと。
② 講座では、どんな指摘があり、それに対してどう対処されましたか。(特に印象的なもの)
業務経歴チェックシートの作成において、
- 貢献(工夫)と成果の把握が逆であるのではないか。
- そんなことは成果ではないですよね。そのために仕事をしているわけではないですよね。
- 専門家であるのに提案が抽象的であり、専門家にそのように言われたら困ります。
等と指摘を受け、併せて正しい方向性のヒントを与えてもらえたので、本来の業務の貢献と成果を必死に考え課題を提出し、またそれに対して問いかけを受けるプロセスを踏み、自分でその答えを導き出すことができた。
③ 講座のテーマとして「技術者コンピテンシー」開発、「コーチング指導」に力を入れていますが、それらは役に立っていると感じられましたか。
(技術者コンピテンシーとは、技術体系や体験から学習し、貢献を通して成果につなげられる能力)
現在の業務における貢献・成果とは何かについて、問いかけを受けることにより、貢献を通して成果につなげる能力や考え方に気付くことができた。また、コーチング指導は答えを教えられるのではなく、本人の気付きを重要視しているため、自分で気付いた時に満足感や感動を度々感じることができ、役に立っていると感じられた。
④ 講座を受けてみてご自身(あるいは答案が)が良くなった(上達した、ためになった)と思える点はどこですか。
業務の貢献を通じて成果につなげるという思考回路ができたことで、それを面接官が納得するような短い言葉で正確に伝えることができるようになった。昇格試験の合格に役立ったことはもちろん、管理者としての今後の業務において活用できる能力(コンピテンシー)を身に付けることができた。
⑤ 面談(電話相談、音声ファイル)は満足できましたか。添削のみの場合との違いはどうですか?
音声ファイルのみでのやりとりでしたが、説明内容が的確で、目の前で説明を受けている臨場感がありわかりやすかったのと、熱意が感じられモチベーションを維持することができた。また、音声ファイルは必要な箇所だけ何回も繰り返し聴くことができるので便利だった。添削のみではニュアンスがわからないことがあるので、とても効率的・効果的であった。
⑥ 本講座の受講前の印象(ホームページから受ける印象)と受講後の感想はどうでしたか。予想通りだった点、予想と異なった点は?
予想と異なった点は、ホームページから受ける印象以上に、個人に対して説明が丁寧で、コンピテンシーを引き出すための問いかけも的確であり、合格させるための熱意がいつも感じられた。
予想どおりだった点は、「完全個別指導」と案内にあるとおり、理論やテクニックではなく、ひとりひとりに応じた指導が受けられたことです。
⑦ 講座の教材で役立ったのはどれですか。(◎○△×で評価してください)
業務経歴チェックシート ◎
口頭試験一般問題 ◎
口頭試験体験論文問題 該当なし
⑧ 今後、本講座を受講される方へのメッセージは何かありますか。
本講座はひとりひとりに合わせた教材で指導をしていただけるので、正しい業務分析ができるようになり、コンピテンシーを高めることができます。貢献と成果を考えるプロセスで行き詰まり、めげそうになる時もありますが、先生が適切なコーチングしてくれるので、最後までやりぬくことができます。昇格したいと考えている方には是非おすすめしたいです。
⑨ 今後の受験者に送るメッセージがありましたらどうぞ。(合格の秘訣など)
昇格試験の面接は、いかに面接官にコンピテンシーを感じてもらうかが重要であり、そのためには現在又は過去の業務の貢献・成果について業務分析ができており、短い時間に的確な言葉でアピールすることが必要です。本講座を受講したことで正しい業務分析ができるようになり、面接でどのような質問がきても、慌てずに自信を持って対応することができました。それが面接官に伝わったことが合格の要因であると思いますし、試験の合格だけでなく、昇格後の業務においても役に立つ能力を身に付けることができます。