■初めに講座の指導の流れはホームページに流れ図で表しております。大きくは申込書作成、過去問練習、予想問題、口頭試験対策の順です。以下順にご説明します。
http://www.gijutsushi1.com/category/2024449.html
1. 業務経歴と技術的体験論文骨子の決定
まず、業務経歴と技術的体験論文に書く業績の骨子の決定を行います。技術的体験論文はチェックシートを用いて、技術士にふさわしい内容を確認します。題材として不十分な場合は、別な業績を元に体験論文の骨子を決定します。このようにして、申込書の内容を確定します。余裕があれば体験論文の形式で仕上げて、多方面の観点から業績のプレゼン法について検討します。
2. 筆記試験対策
次に、メインの指導の筆記試験対策を行います。選択科目、必須科目について次の作業を行います。
- 最新年問題演習
最新年度の選択科目、必須科目問題から問題を選定し、答案を作成してもらいます。過去問の再現答案をお持ちの方は、答案および答案の敗因分析をしましょう。
この時、いきなり答案を書くと、判らないことばかりで苦労します。そこで講座の指導では、 2段階の簡易答案の形式で骨子を書いて、その後正式な答案へという練習法(三段階答案作成法)をとります。これは
文章の内容ではなく答えの骨子が答案内容を左右するため、全体構成力を学ぶためです。
この段階で、暗記した知識よりも、思いついた個別の問題点に対して論理的に対処していくことが先決するということがお分かりになると思います。 - 過去問傾向分析と問題予想 「予想問題が外れません」
過去3年分の問題を確認し、出題傾向を分析します。各自の得意問題を中心としてそれ以外も対応します。分析は講座の「過去問分析、予想シート」を用いて添削形式で指導します。過去問の傾向から、出題されそうな問題を幅を持ってリストアップしますので悩むことはありません。
予想問題ができたら、過去問と同様に順次解いていきます。
このように、予想問題は各自で自発的に作成できますので、問題数に制限がありません。その結果、一般的な指導ではあり得ない、たくさんの問題を広範囲に予想することが可能で、予想問題が外れることがほとんどありません。この「予想問題が外れない」ことが合格率を高める要因の一つです。
3. 口頭試験対策
口頭試験で出題される問題を予想して問答集を作成します。以下は質問例でが完成した問答集は約10~20ページにもなります。この問答集を、3〜4回の面談、電話指導を受けながら仕上げていきます。そして最後に模擬面接用の音声ファイルで練習して仕上げます。
口頭試験では次のような難問もありますが、テキストで対策指導しますので安心です。
業務上の成功例、失敗例をそれぞれ挙げて下さい
専門とする分野のこれからの発展方向についてどうお考えですか
普段の業務でリーダーシップ/マネジメント力はどのように発揮していますか
あなたの業務関連の技術者倫理問題を1例あげて見解を述べてください
あなたは技術士という制度はなぜ必要だと考えますか?
4. 音声ガイドによる「わかる指導」
本講座では一般的に行われている、いわゆる講義形式のセミナーは行わず、答案練習中心にご自身の答案がどうあるべきかについての議論を深めてまいります。本当の合格力は、個別の試験問題、答案の中でしか伝わらないものです。他社の添削をお受けになっても添削で短いコメントを渡されるだけなので
- 答案がどのくらい良いのか(悪いのか)
- 何を改善する余地があるのか
- 合格のために直しをあとどこまでする必要があるのか
など、疑問が晴れず、答案が合格に近づきません。
しかし、本講座では合格答案の尺度までしっかり学べるため、ここまで書けたから合格できるという必要十分なラインが見えてくるに違いありません。
そうすれば、出題者と同じ視点で(試験場で)評価できるので、自信をもって答案を作成することが可能です。どのように添削しているかについては、過去問答案の無料添削、合格判定もしておりますので、いつでも御覧ください。
また、遠方の方でも全く距離的な差はありません。受講者様からもそのような申告は聞いたことがありません。それはなぜかといいますと、受講者様が一番お困りなのは、答案の記述や考え方をどうするかであって、そうした助言や指導は言葉でほとんど表現可能だからです。
答案添削で大事なことは。
・答案のどこが悪くてどう直せばよいか
・その考え方はどう考えればよいか
・自分はこう考えているがそれは何故いけない、またはどこが良いか
ということがわかれば合格対策としての勉強は添削のみの場合に比べて飛躍的に前進しますのでご安心ください。
そして、受講者様の一番の悩みは、
・文章の書き方のニュアンス
・試験官がどう考えているか
・〇〇と書くのと△△ではどう違うか
といった細かい疑問です。これらに対して、音声ファイルで毎回説明し、すぐに疑問が晴れるようにしております。学習中に生じてくる細かい疑問について、わざわざ質問しなくても解ることが大事なのです。そんな、わかる講座となるよう配慮して添削しておりますのでご安心ください。