Q.環境部門・環境影響評価で受験します。これまで2回受験していますが、講座では具体的にどのような指導を受けられますか。
A.
技術士合格への道研究所では、まず、過去の答案や業務経歴を確認し、どこで評価を落としているのかを整理します。
環境影響評価の実務経験があっても、答案が単なる業務手順の説明になっていると、技術士としての判断は十分に伝わりません。例えば、
「現況調査を行い、予測・評価して、必要な環境保全措置を検討する」
と書くだけでは、一般的な環境アセスメントの流れを説明したにすぎません。
答案では、事業特性、地域特性、保全対象、影響要因を踏まえて、
-
なぜその環境項目を重点的に扱うのか
-
なぜその調査地点、調査時期、予測手法を選ぶのか
-
複数の環境保全措置をどの基準で比較するのか
-
事業計画との調整をどの段階で行うのか
-
保全措置を実施しても残る影響をどのように管理するのか
を明確にする必要があります。
例えば、大気質や騒音であれば、発生源、気象条件、地形、住宅や学校などの保全対象との位置関係を踏まえて調査・予測条件を設定します。動植物であれば、重要種の生息・生育環境、繁殖期、移動経路、工事時期との関係から影響の重大性を判断します。
また、環境保全措置についても、単に「低騒音型機械を使用する」「緑化する」と書くのではなく、回避、低減、代償の優先順位を踏まえ、事業計画の変更を含めてどこまで影響を抑えるのかを説明します。
添削では、答案を設問ごとに分け、
-
出題意図を正しく捉えているか
-
観点と課題が対応しているか
-
調査・予測・評価・保全措置に因果関係があるか
-
技術的判断の理由が示されているか
-
関係者調整や説明責任に主体性があるか
を確認し、講評、評価できる点、修正点、参考回答を示します。
このように、環境影響評価の実務をそのまま説明するのではなく、専門家として何を判断し、なぜその方法を選び、どのように影響を回避・低減したのかが伝わる答案へ修正していきます。