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Q.都市及び地方計画で受験します。申込書の「業務内容の詳細」には、担当業務をどのようにまとめれば、技術士としての専門性や貢献が伝わるでしょうか。

A.
申込書では、担当した作業を並べるだけでなく、業務の位置付け、技術的課題、自らの判断、関係者との調整、成果までを一貫して示すことが重要です。

例えば、超高層建築物の外構・公開空地整備を扱う場合には、単なる植栽や舗装の設計として書くのではなく、都市計画決定を受けた地区において、公開空地、防風、緑化、雨水流出抑制、防災機能などを統合した都市空間を計画した業務として整理します。

そのうえで、次の順序でまとめます。

1.業務の位置付けと自らの役割
設計方針の立案、行政協議、実施設計、設計監理など、どの段階を担当し、何を主導したのかを明確にします。

2.技術的課題
地下構造物や設備配管が密集し、通常の雨水貯留施設を配置できないなど、業務固有の制約を示します。

3.技術的判断と工夫
例えば、植栽基盤、浸透トレンチ、透水性舗装を組み合わせた低影響開発(LID)の考え方や、地中埋設物をレイヤー化して整理するSUEの考え方を適用し、なぜその方法を選んだのかを説明します。

4.関係者との調整
構造、設備、施工、行政などの関係者に対し、重ね図や地中情報管理図を用いて何を可視化し、どの条件を確定したのかを示します。単に「協議した」と書くのではなく、技術的判断をどのように収束させたかまで記述します。

5.成果と知見
雨水処理機能、緑地の質、施工性、維持管理性、都市空間の公共性など、提案によって得られた効果を具体的に示します。数値を記載する場合は、実績、積算資料、比較検討結果など、根拠を説明できるものに限ります。

また、失敗や不具合を記載する場合も、実際に経験した事実に基づき、その原因分析と、以後の設計・調査にどう反映したかを示すことが大切です。実際には起きていない事象や、根拠のない成果を加えるべきではありません。

技術士合格への道研究所では、受講者から業務の実態を詳しく確認し、

  • 担当者ではなく、どの判断を担った技術者なのか

  • 外構設計が都市構造や公共性にどう貢献したのか

  • 技術的工夫が他事業へどのように展開できるのか

を整理して、事実に基づき、口頭試験でも一貫して説明できる申込書へ仕上げます。

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