音声ガイド(教材)のメリット

音声ガイドでは大事なポイントや考え方を言葉で学べる

論理的思考能力が求められる技術士の二次試験(論文)では、模範解答の「暗記」のみでは通用しません。大切なのは「暗記」よりも「理解」や「応用」、「提案」です。このため、赤ペン添削も大切なことですが、話し言葉で説明を受けるとより理解することができます。このため添削結果に対して口頭説明を録音した音声ガイド(音声ファイル)をお送りしています。

⇒ 出題者が求めるねらいを細かく聴ける

口述説明では、出題者が求める「ねらい」をできるだけ細かく説明しています。添削のたびごとに送られる音声教材を上手く活用しながら論文対策のツボをおさえ、難関試験突破へ向けて効率よく学習していきましょう。

⇒ 学習効率アップ

音楽プレイヤーなどに音声教材を入れておけば、空いた時間を利用し勉強できるので、スキマ時間の有効活用に最適です。自分の答案の強みや弱みを、通勤・通学・家事の合間に聴き、繰り返し復習する時間に充てられるのです。

優先的に改善すべき自身の弱点がわかり、正しい方向に導く

技術士論文の一般的な添削指導では、答案の直しが主体となり、採点する側の意図まで学ぶことはありません。一方、試験の評価は、答案全体の構成や提案内容から総合される試験官が感じるコンピテンシーで決まってしまいます。

このため、本講座では、客観的に高い評価が得られるよう、まず答案骨子の修正を優先し、次に強みを打ち出して、弱みをカバーし、最後に各段落の漏れやダブリをなくすといった整合を行ないます。

これによって、ご自身が真っ先に直すべき、答案の弱点は何か理解できると言うことです。
こうして習得した正しい考え方は、問題が変わっても応用可能であり、過去問で正解するだけでなく、実際の試験で力を発揮してくれます。

出題者の意図がわかる

技術士問題は、長文になることが多く、たいていの方は出題意図の読み取りに苦労します。論文試験であるため、答えが発散しないように方向付ける必要があるため今後も長文になる傾向は予想されます。

このため、出題意図を正確に読み解けば解答はかなり絞り込め、その分正解率も高くなります。正解できていない答案はたいてい、この出題意図が読み取りに失敗している場合が多く、添削結果の説明の際に、問題文の意味をじっくり読み解くようにしています。

これをすれば、たいていの方は、修正点の意味を理解されて「確かにそこまで出題意図と食い違っていたら減点されてもしかたない」と気づきます。このように、出題意図を読み解くことは正解にたどりつくための大事な一歩です。

赤ペンでは読み取れないニュアンスまでわかる

非常に内容が難しく、具体的な事項を取り扱っている技術士の試験は、問題も複雑なため「答えをどう書いたらいいかわからない」などの悩みも出てきます。

本研究所が提供している音声ファイルでは、赤ペンによる添削指導だけでは難しい論理性や因果関係などの概念を、「比較」や「例え」をいくつか挙げながら解説していきます。
例えば「特徴」「留意点」など言葉の意味は、国語の意味だけでは解答が絞り込めません。

「工法選択」における特徴なら、経済性や安全性の評価だと説明していますので、解答に確信がもてるようになります。「留意点」は留意する点だけでなく、後の対処の方が技術者の能力を印象付けるものであり、解決法まで含めて解答すべきことを説明しています。

事例や例えが理解を助ける

様々な「例え」のパターンを参考にすることで、持論に凝り固まりがちな受講者の思考も一気に視野を広げ、思考力の柔軟性が養われていきます。何かと何かを比べたり、比喩表現を用いたりと、聴き手にとってわかりやすい身近な内容に例えての口述説明を行います。

例えば近年、リスク分析が求められるようになった理由として、笹子トンネル天井板崩落事故を挙げることがありますが、リスクとは確率が低く、被害規模が大きい、すなわち技術者以外では予測が難しいもの、だから問われるのだとご説明しています。このような喩えによって、複雑な概念への理解が一挙に深まり、答案の正解が明確になってくるのです。

間違った学習法に改め、正しい方向に導く

受験者の多い建設部門では、出題内容が国土交通白書の内容に関連している場合が多く、白書を読むことが勉強法の一つとされています。勉強法がわからない中で、白書の学習は一種マニュアルに似た信頼感を得ています。この学習のねらいは白書に書かれている内容が新規性を含んでおり、かつ実現性が高いので、提案内容としてふさわしい。だから筆記試験の題材として優れた教科書となるという理由からです。

しかし、だからと言って白書に書かれていることを、とにかく引用して書けば合格できるわけではありません。あくまでも、その問題の出題の趣旨に合えば提案として認めてもらえるに過ぎません。こうした国土交通白書至上主義(?)に代表されるような試験戦略を妄信する方が多く、その修正には説得を要しています。

このような方に対しては、(白書学習の場合)本来どのような場合に白書を引用すべきか、白書学習を勧める先生の真の目的は何か、といった正しい勉強法について説明します。つぎに、本題となっている問題文では何が求められているかを説明し、白書の記述を引用することがなぜふさわしくないのか、ということを説明し、正しい方向に導きます。独学の方によっては、それでも白書にすがりたいという方もいて、それぞれの白書の記述が答案の中で、どれほど得点力を損なっているかなどを説明します。

こうした、固く信じてきた習慣を改めるには、丁寧な説明が欠かせません。手間と時間はかかりますが、その方が合格するためには、避けて通ることが出来ない指導だと考えて、地道な説明に努めております。

課題解決、公益性増進といった技術経営者の視点が身に付く

技術士問題は技術管理者に対する事業主や市民の要求を表しています。プロの試験であるためこうした前提事項は問題文の言葉に惑わされることはありません。このため問題解答において、技術者に課せられた課題解決や公益性増進の姿勢を自分なりに貫くことが、結果的に正解にたどりつくヒントになります。

本講座の指導では、小さな問題解決や、企業競争問題といった受験者が陥りがちな狭い視点を修正し、本来の技術経営者の務めを果たすように添削説明の中で指導しています。
この結果、答案作成において、正解が明解になるばかりでなく、日常の業務でも会社での評価が高まったと好評です。

本研究所では、マンツーマン個別指導で技術士講座を行っております。
技術士講座では、あなた独自の考え方を持てるように短期間で指導いたします。
音声教材を活用しての学習は、技術士試験対策において予想以上の効果をもたらします。電話スカイプ指導、音声ファイル付きメール指導なども行いますので、技術士講座を受けようとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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