技術士試験実施大綱によると、技術士試験の技術的体験論文は、技術士として必要な専門的知識だけではなく、応用能力、論理的考察力、課題解決能力について重視するように変化しています。このため、従来は専門的内容を深く記述すればよかったものが、今後は技術的な応用力や課題解決の考え方をテキパキと表現する必要がでてきました。
まず技術的体験として何が求められるのか、業績の技術士にふさわしい本質的なものとして何が問われるのか、今年の問題を見てみましょう。
■総合技術監理部門以外の部門
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について実際に行った業務のうち、受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ、それぞれについてその概要を記述せよ。さらに、そのうちから1例を選び、以下の事項について記述せよ。
あなたの立場と役割業務を進める上での課題及び問題点あなたが行った技術的提案技術的成果現時点での技術的評価及び今後の展望
■総合技術監理部門
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について実際に行った業務のうち、総合技術監理部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ、それぞれについてその概要を記述せよ。さらに、そのうちから1例を選び、以下の事項について記述せよ。
あなたの立場と役割業務を進める上での課題及び問題点あなたが行ったもしくは行うべきだったと考えている総合技術監理の視点からの提案総合技術監理の視点からみた提案の成果総合技術監理の視点から見て今後の改善が必要と思われること