2018年3月8日 建設部門、鋼コン科目の方の電話によるコーチング指導

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 この日のコーチングによる指導時間は10時00分から、1時間00分間行なわれ,その受講者様は建設部門、鋼コン科目を目指す方で、居住地、宮城から電話を用いて相談されました。業務内容の詳細においては業績の内容と専門技術の応用、そして成果を記す必要があります。この建設部門鋼構造の方の場合、その成果がどのような意味を持つか分かりにくいものとなっていました。

S様の業績論文では、橋長〇mの床版交換設計において、I型格子床版を用いて鈑桁と縦桁の剛度差が小さい場合に、床版に付加曲げモーメントを加算する必要があることを提案していました。

〇〇のI型格子床版を採用したことでコストを〇%、工期を〇日縮減できた。 と一応業績の成果はまとめられていましたが、それ以外にこの業績でどんな知見を得たか述べなければなりません。

得られた知見: 剛度差が小さい鈑桁と縦桁を有する床版に付加曲げモーメントを考慮した結果、床版の設計モーメントが〇%増加した。このことから、剛度差の大小に関わらず、付加曲げモーメントを考慮する必要がある。

当初書かれた、この得られた知見の内容は、つまりどのような場合でも安全側設計のため付加曲げモーメントを加算しなければならないという結論です。しかし一般的に付加曲げモーメントは、剛度差が小さい場合には不要だとされてきたものです。そのような一般的な認識と矛盾するわけです。これでは試験官の合意を得ることができません。

そこでご提案したのは、この業績の1番の知見は何かというと、付加曲げモーメントのどの時点から加算すべきかという見極めができたということではないかと考えました。これまで曖昧であった付加曲げモーメントを加算するか否かの判断を明確に剛度差いくつを境にして加算の可否を判断するようにすればよいと考えたわけです。

このように本講座の申込書を指導では、業績の一つ一つに置いて専門家らしい知見まで含めて、矛盾がなく試験官に納得しやすいような形で表現できるよう指導しております。
この結果口頭試験では、試験官から見て「この受験者は独創的で汎用性の高い貢献をしていることから、コンピテンシーが高いと考えられ、不合格にしてはならない」という気持ちを起こさせるに違いありません。

事実本講座の受講者様の口頭試験の際に、試験官が面接の際に「あなたはこのことをどうして論文に書かないのですか。次論文にしてください」というコメントをもらうことがありました。同じような合格のサインを、試験官をして発せざるを得ないような業績づくりを目指しております。

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