2018年4月12日 衛生部門、空気調和科目の方のスカイプによるコーチング指導

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 この日のコーチングによる指導時間は21時00分から、1時間行なわれ,その受講者様は衛生部門、空気調和科目を目指す方で、居住地、東京からスカイプを用いて相談されました。

問題と解答はこうでした。


 

  1. ZEBの定義
  2. ZEB計画設計の手順
  3. ZEBの課題と解決策 
  4. ZEB運用時の考慮

 


解答

 

 


1、ZEBの定義と概要
@ZEB Ready:50%以上省エネ
ANearly ZEB:再生可能エネルギーも取り入れて正味で75%以上省エネ
BZEB:正味で100%以上省エネ
2、 ZEB計画設計時の手順と考え方
@ 建物躯体の高断熱化や自然エネルギーの活用(自然採光・自然換気)により建物にかかる負荷を抑制する。
A 省エネルギー技術を導入する。(高効率熱源機、全熱交換器、LED照明の採用)
B 太陽エネルギー等の再生可能エネルギーを導入して(太陽光発電、太陽熱利用暖房・給湯等)、可能な限り、ネット・ゼロに近づける。
3、 ZEB普及の課題と解決策
1) 課題点
高層の大規模建築物等では屋上面積が限られ、エネルギーを創ることに限界がある。我が国では、欧米諸国に比べて中高層の比率が高い建築物が狭隘な土地に建設される傾向があり、ZEB実現は技術的にハードルが高い。
2) 解決策
実例を増やし、きちんと評価することが重要である。50%以上(ZEBReady)の省エネを満たした上で太陽光発電等でエネルギーを創り、正味でゼロ・エネルギーを目指す。ZEBにすることで居住者が省エネ効果を実感し、行動が変わる。エネルギー消費が見える化され、管理が適正化される。こうしたベストプラクティスを収集することが重要である。ZEBの実現可能性を試算し、きちんと評価することが狙いである。
4、 ZEB運用時の考慮
建築物のエネルギーエネルギー消費が見える化され、管理が適正化される。PDCAサイクルで、4段階を繰り返すことによって、継続的に省エネ改善する。
(P:Plan削減計画、D:Do省エネ実行、C:Check現状把握、A:Act現状解析)
空調を制御するためには室内に温度センサーを取り付けるが、取付位置が重要である。普段人のいる場所や空調の風が直接影響しない場所を選ぶ。居住者から体感温度等のクレームがでないよう考慮する。室内温度が1度上昇すると、生産性が2%低下、3度上がれば6%低下する。ZEBの推進により、快適な環境を生み出すことが生産性の向上に結び付く。


 問題の真の原因が見えていなかったので、コーチングによって根本原因を突き止めることにしました。

 

  • ビルオーナーがどうしてZEB実施に踏み切れないか
  • マイホーム住宅オーナーがどうしてZEHに踏み切れないのか

これらの疑問点について考えてみました。

答えは、コストがかかるのでコストダウンするしかない。そのためにはどうするか、

  • 設計法の自動化
  • ベストブラックティスを集めて、成功しやすくする。
  • 格付け制度で建物付加価値

などの方法が考えられます。


「4、ZEB運用時の考慮」についてはいかがでしょうか。


これは、最適化しかなく、その方法論が課題であると気付きました。ではその現実的な答えは何かというと、

  • コミッショニング
  • 省エネ改修ESCO事業

というようなことが相当するのではないかとご提案しました。  技術士問題では問題文の問いかけはシンプルでも答えは何通りも考えられて焦点は絞りきれず、その結果誤った方向に考えが進んでいってしまって、大幅に減点されて不合格となるケースが多いようです。本講座のコーチングでは、このような全体を見通した正解への方向性の掴み方を、問題の解答を通して一つ一つご説明しております。

 このため、答案の答えが全くわからなくてて、解答の糸口がつかめないというような、勉強が進まない状態はほとんど生じないようにしております。また添削回答については、いただいた日の即日、または翌日にお返しするようにしておりまして、受講者様はお考えになった記憶の新しいうちに、復習が可能です。ともしそこで理解できないことがあったとしても、すぐに電話、スカイプ、面談といった方法で疑問での解決が可能です。こうした深い理解を助ける手法で合格率を高めておりますのでどうかご安心ください。