予想問題が解けなければ(過去問だけでは)合格できない

 技術士論文試験では一般的には過去問練習が勉強とされていますが、これだけでは不十分であり、やはり予想問題を解けなければ合格はできません。なぜなら過去問は二度と出ないし、問題傾向が年々変化しているからです。まずマーケットニーズが変化しますからテーマとなる要素が変化していきます。それとともに試験自体が難易度を増していきますので、問いかけの形式も変化しています。ですから最新の傾向を下に問題を予測し、その問題を解いて解答力をつけて聞かないと安心して合格することは出来できません。

 一般的に問題の予想は、出題者と同じレベルの技術認識を必要とするため、受験者が行う事は困難だと思われます。しかし音声ガイド指導では、直近の3年間の過去問出題傾向を分析するとともに、出題者が求めるコンピテンシーの傾向を分析して問題を予想するため、リアリティーの高い予想問題を作成できます。この結果は受講者様の感想に現れています。試験当日見た問題は、予想した問題そのものずばりか、または当たらずとも遠からずといった問題が大半を占めていると言うことなのです。

 本講座の指導では過去問練習の後に、過去問分析および問題予想の指導を行っています。これによって部門科目の問題がきめ細かく予測できるとともに、受講者様自身も問題を予測する力がついてくる傾向があります。その結果、問題に回答する段階で出題者の意図が分かりやすくなるため正解率が高まると言う嬉しい効果が得られています。

技術士試験では変化の対応力が求められる

 過去問分析、問題予想において最も重要な問題傾向は、技術変化に対する対応力です。問題のテーマ別分析で最も多いのが近年変化したことに対してどう対応するか、と言う問題グループです。なぜこのような変化への対応力を求められるかと言うと、状況が変化するときには新たな問題が発生し課題解決能力が求められるからです。逆に状況が一定の環境で変化しない場合には、そのような応用力は不要であり、マニュアルや決まりきった対応(暗記)で十分なのです。(そのような仕事に技術士は不要)

 このため技術士論文試験では、最新の傾向をとらえた出題がたびたび見られます。例えば建設部門施工積算科目では、近年の担い手不足の問題インフラの維持管理更新の問題が出題されています。機械部門機械設計科目では近年話題になっている3Dプリンターや失敗学に関する問題が、また電気部門情報通信科目ではビックデータ解析について匿名性の視点から安全安心な利用が問われています。いずれも現在議論が行われている段階で、これから社会で実施されていく途上にあるテーマばかりあり、技術士が必要とされて領域であるということが伺えます。

 このような新規の技術傾向をとらえるには過去問の出題を読み解いていくとともに、まだ出題されていない新傾向をいち早くとらえる必要があります。このためには専門分野の技術動向について常日頃からウォッチングしていく必要があります。こうした技術傾向の読み解きかたやウォッチングする視点を音声ガイドによって受講者様に伝えていくわけです。

もう一つ大事な事は、出題者の問いかけ内容を読み解いて、どのようなニーズを求めているかを分析することです。当研究所では出題者の要求について4つの要因でもって過去問傾向を分析しています。

4要因による過去問分析と問題予想の勉強法

 上記のように4つの要因できめ細かく傾向を分析することにより、出題者の問題作成の意図が明確になってくるのです。こうした分析は容易ではありませんので、受講者様と講師が並行して分析を行うようにしております。音声ガイド、マンツーマン指導だから可能なのです。

エンジニアに何が求めてられているかという視点を持つことが可能です。

 以上述べできたように、過去問分析と問題予想は困難な勉強法ではありますが、これを行うことによって技術者に求められていることが明確にわかるメリットがあります。一方、その分析は、専門知識だけでなく技術者コンピテンシーに関する理解が必要なので、一般の受講者様には無理です。このため、受講者様と講師が並行して分析を行うプロセスが必要なのです。音声ガイドによる指導はマンツーマン指導でもあるため、こうした困難で高度な指導を行うことが可能です

 この結果、エンジニアに何が求められているかがわかるようになり、新規の出題傾向にも動じない自信がついてきます。またテーマの予測以外に、テーマに関する出題者の要求事項が何であるかということがわかるようになりますので、答案の解答法もスムーズになるということです。

 何れにせよ、試験当日に出題されるはずの問題が試験の何ヶ月前に明らかとなって、下準備ができるわけですから試験当日の解答は自信たっぷりに行うことが可能です。この結果が先ほど言及したアンケート結果、すなわち試験問題は予想問題に比べて、そのものズバリかまたは当たらずとも遠からずと言う感触が得られているということです。合格率が高まる理由がお分かりいただけると思います。

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