H27年 経営工学部門_サービスマネジメント Ⅱ-1-3 問題 模範解答と解説

問題文

プロジェクトのスケジュール作成において、PERT(Program Evaluation and Review Technique)及びCPM(Critical Path Method)とは、どのような手法かを説明し、これらの手法の有効性(利点)を述べよ。

模範解答

(1) PERTおよびCPMについて

 PERTとは、ネットワーク図により作業の関連を可視化し、プロジェクトに必要な作業(タスク)を明示し、そして作業を行う最早開始時刻、最早完了時刻、最遅開始時刻、最遅完了時刻等を知るための技法である。これらより最小時間を特定し、最適な時間でのプロジェクト進捗方法を検討できる。

 CPM とは、ネットワーク図にあるお互いに従属関係にある複数の作業のうち、クリティカルパス(最長経路)を可視化し、必要な人やコスト等の資源を分析し、追加投資の意思決定を行う必要性を求める技法である。これらより、最小の投資で効率的なプロジェクト進捗方法を検討できる。

(2) これらの手法の有効性(利点)について

①変化に対応しやすい:作業の進捗状況のチェックを容易に行うことができるので、スケジュールの変化への対応を早く行うことができる。

②資源が用意しやすい:計画変更等に対して早い処置を行うことができるので、必要な資源が準備しやすい。

③工程が把握しやすい:クリティカルパス上にある作業や工程が明らかになるので、最短リードタイムがどのくらいか計測しやすい。

④利害を調整しやすい:仕事全体の作業と繋がりを把握することができるので、利害関係者とのコミュニケーションが図りやすい。

解説

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