一目で合格できる、ワンランク上の業績の書き方 1 申込書には「貢献」を表現する
2017.01.04
申込書には「貢献」を表現する
みなさま、明けましておめでとうございます。今年こそは技術士合格に向かって一直線に進んでいきましょう。技術士試験の申し込みを4月に控え、そろそろ今年の受験手続きに着手する時期となってきました。そこで申し込み書の業務経歴とそれから業務内容の詳細(業績論文)について、一目で合格できる、ワンランク上の業績の書き方について、今日から7回シリーズでご説明します。
まずこれらの申込書は何のために行うか? それは第一は経験年数を確かめることですが、実際にはそれだけではなく経験のグレードを採点する役目も担っています。
そこで手堅く合格するためには申し込み初の中で技術士にふさわしい業績を訴える必要があります。
一般的に申し込書は事務的な文書であり、あるがままに書き連ねれば良いとお考えの人が多いようですが、試験官は業務経歴や業績論文から技術士としての資質能力を確かめようとしています。このため単なる物件の大きさやスペックを書くだけでは技術者としての務めが見えてきません。技術者個人としての取り組みから資質能力を読み取るためには「貢献」まで表す必要があります。
つまり物件(ものづくり)の結果ではなく、
技術者個人の貢献を表すことが合格するための申し込み書の課題であり、実は誰も教えてくれない困難な作業
なのです。
技術士試験における貢献とはいくつかの条件があり、簡潔な中でこれらすべてを満たすことが実際に押し込み書作成の上で合格戦略のカギとなっています。その条件とは、
従来の営みの踏襲ではなく、新しい改善の内容を含んでいる。技術提案によって経済的な成果が生まれている。技術提案は専門とする部門、科目の技術を背景としている提案内容が1つの業務だけでなく広く汎用性がある。独創的な技術応用によって、従来できなかった事を可能にしている。このような内容を読み取れるような業績にしていけば、試験官が一目で技術士としてのふさわしさを認め、合格できること間違いありません。
本研究所の指導では、講座の初期段階でこうした、ワンランク上の業績の書き方を指導し実際に受講者様の申込書作成していきますす。その際に使用するのは業務経歴チェックシートや技術体験チェックシートといった専門のチェックリストであり、そうした様式に従って書き込んでいき、添削するだけで技術士にふさわしい業績の顧客が出来るようになっていますです。
さらに面談やSkypeでの指導によって、業績の本質的部分を引き出して、だれでも貢献が読み取れるようなわかりやすい文書として仕上げていきますので安心です。