H29年 建設・鉄道 Ⅱ-1-4 模範解答と解説

問題

Ⅱ-1-4   

列車の走行によりレールの頭頂面部周辺で発生するレール傷のうち、レール管理上特に留意すべきものを2つ挙げ、その特徴を述べよ。また傷を成長させない対策としてのレール削正の考え方を述べよ。

模範解答  簡易答案形式1 添削回数1  完成日2018.6.1  専門とする事項 鉄道施工

1.レール管理上特に留意すべきもの。

①  ゲージコーナーシェリング。 

特長 急曲線区間の外軌レールのゲージコーナー部分に車輪の荷重が集中し、ゲージコーナー内部の5mmから10mmの深さに発生し、内部の同一深さをレール長手方向、列車進行方向に向かい亀裂が進行する。

②  きしみ割れ。

特長 レールと車輪の転がり接触疲労により発生する。レールと車輪フランジ部分の滑りにより発生する力と横圧を加えた力が繰り返し加わることにより、表層部に塑性変形が限界に達して規則的なひび割れ状の亀裂が発生する。

2.傷を成長させない対策としてのレール削正の考え方。

レール頭頂面における車輪の接触影響層は0.1mm程度の表層にあり、レール削正により予防できる可能性が示されている。

1回の削正車の通過をパスというが、16頭式(砥石が16個)の削正車の場合、4パスで必要な削正量が得られることが分かっている。

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