鉄道土木 H25年 1-1「列車動揺測定」
問題
軌道管理のために列車動揺を測定する目的を2点述べ、さらに具体的な管理に適用する上での注意点を2点述べなさい。
1. 軌道管理のために列車動揺を測定する目的
①軌道の状態の効率的な把握
列車動揺加速度値を測定することで、長い区間の軌道を短時間で効率的に状態を把握し、予防保全することで列車走行安全性を確保するためである。
②乗り心地状の把握
乗り心地の状態を把握し、一定水準以上の乗り心地を確保するため。
2.列車動揺測定結果を具体的に軌道管理に適用する上での注意点
1)対策判別につながる計測
軌道変位の種類を見分けるため、列車動揺の3軸方向ごとにモーメントを計測する。
2)列車速度に応じた計測
列車の速度(固有振動数)に応じて、軌道変位の計測法のスパンを大きくする。
時速100㌔の場合は10m (弦正矢法)
講師コメント
2.の正解は別のところにあります。
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https://bunken.rtri.or.jp/PDF/cdroms1/0004/2011/0004005402.pdf