| 本研究所の指導法 | 一般的な添削指導 |
主に何を教えるか | 自分の技術者コンピテンシーのアピールのしかた、答案の書き方、答案骨子の添削、答案添削、業績の表現についての戦略指導、予想問題 「なぜそのことが技術士にふさわしいのか」、「技術士にふさわしい業績たるには何を訴えればればよいか」といった問いかけにより本当の答えに導きます。 | 答案の作文の一般論模範解答集答案添削合格体験談 |
指導の効果 | 問いかけの結果、技術士にふさわしい考え方を自然と身に付けられ、出題者のねらいにぴったりの的を得た回答が出来るようになります。抽象的な「 〜について述べよ」という問題でも、試験官の意図に沿って適切に考えられるようになります。 | 答案の書き方、一般論は分かりますが、内容までは一緒に考えてくれません。赤ペンの入った答案はもらえますが、どうすればよいかは自己責任です。 |
スクーリングの内容 | 面談では、業績や経験の強み、弱みをヒアリングし、どうすれば専門性が最大限にアピールできるかといった高度な内容を具体的に指導します。 | 集合教育では答案の書き方についての一般論、合格体験談、個別相談など |
通信指導の内容 | 技術者コンピテンシーについてパワーポイント資料などで要点を説明します。 まずは箇条書きの答案骨子や答案をもとに、コーチング(話し合い)により、ベストの改善方法を模索します。 通信手段は、メール、ファクス、電話、携帯、宅急便、郵便など | 答案用紙に赤ペンで添削されたものと、数行の講評から、受講者様が改善方法を考える。 郵便のみです。 |
通信指導の頻度とレスポンスの速さ | 通信回数は、多い場合で月に40回程度。回答は提出後2〜5日です。 | 通信は特別に質問がある場合であり、課題提出は一年で2〜3回程度。回答は、2〜3週間程度かかります。 |
業績の選定 | 業績とその要素の決定は最重要指導事項であるため、最大の評価が得られるよう、申込書、答案、口答試験を一貫して、指導します | どの業績の何を書くかということは、受講者様に任されています |
答案の仕上げ方 | 最初に、答案骨子を箇条書きでまとめ、答案の要点を作成する段階で内容的に良くなる可能性について何回も話し合います。 合格に十分な内容が確認できれば、次に答案形式に文章を書きます。最後に答案用紙に書きます。 答案のできばえは、受講者様が最初の時点で予想できないレベルにまで達します。 | 最初から試験の様式で答案用紙に書きます。答案が完成するまでは添削を受けられません 大幅な変更は、答案の放棄、試験の見送りになりかねないため、あらすじは変えずに書き方をだけを修正するという指導になります。文章の直しが主体です。飛躍的な改善は難しいといえます。 |
答案が行き詰まったときの対処 | 問題点を話し合い、受講者の業績をヒアリングして解決法を模索し、答案の要点を修正する。業績の評価内容が乏しいときは科学技術論文検索ツール等で類似論文を取り寄せるなどします。 この結果、たいてい新しい知見が多数得られ、問題点が打開されます。 | 答案に書かれた赤ペンの注意点を元に受講者様が自分で考え、答案を書き直します。指導内容はすべて講師の経験の範囲内であり、経験外のことについては受講者様の責任。 |
答案の表現方法が行き詰まった場合の対処 | 別途指導として、提出された答案を元に、模範答案を例示するサービスも行っております。(条件付) | 特に対処法はないようです。 |
新しい知見が必要なときの対処 | 図書館検索が必要なときは、具体的に調査方法をマニュアルで示すと共に、最大のテーマについて検索結果を提示します。 | 論文内容に関する記事の検索は指導範囲外であり、受講者の努力にかかっています。 |
業績についてのアドバイス | コンピテンシーの考え方指導、業績全般の指示やキャリアアドバイス、答案添削 | 答案添削のみ |
指導する側の体制 | 技術者指導法の研究者かつリスクマネジメントコンサルタント(総合技術監理部門技術士) | 事務局+アルバイト添削講師(技術士、定年退職者または個人技術士事務所開設者が多い) |
講師と受講者様の接触 | 制限無し。直接連絡を取り合って行う。講師と受講者様は指導契約を締結する。 | 通常は、トラブルを避け、添削記録を残すため、すべてのやり取りは事務局を介して行われます。 |
指導者が得意とする教える技術 | コーチング及び「技術者コンピテンシー」に焦点をあわせた指導 | 講師の経験(暗黙知)に依存した、類似の業績指導。 |
問題の予想 | 指導の一環として、過去5〜10年の傾向を分析し、各受講者様ごとに出題予想を行ってもらいます。そして、話合いにより今年の予想問題について決定します | 通常、前年度の問題を元に添削指導する。(それ以外には、期間も指導回数もないので指導が行われることはありません) |
口頭試験対策 | 指導の一環として、無償で行います。(2年度に限ります) 各自の「技術者コンピテンシー」を分析し、積極的にアピールする方法を指導します。自己紹介、業績の説明、受験動機・抱負、技術者倫理について考えることなどを完璧に近い問答となるまで繰り返しコーチング指導を行います。模擬練習まで含みます。 | 別途有償でおこなわれます。 指導法は、一般説明と模擬練習のみです。 |