単なる文章の直しではなく、指導のねらいは内容を技術的にレベルアップを図ることにあります。このため文章の「てにをは」を逐一直すことはしません。その理由は、文章を直しただけでは、内容的に向上せず得点の向上には寄与しないからです。あくまでも、本質的な技術の中身、受講者様が体得した技術内容について論理的に記述することを主体とします。
たとえば「〜をこのように書いたのはどうしてですか?」とか「あなたの業績の素晴らしい点はどこにあると思われますか?」といった問いかけをいつも行います。
また、場合によっては、内容面で必須な事項が欠けているときもあります。このようなケースでは、いくら検討しても技術的に意味のある答案はできません。そこで、情報収集のため、テーマを示して雑誌等でのリサーチをお願いする場合があります。