鉄道設計技士という資格を取得するための論文指導をコーチング形式で行い、成果を挙げています。
この日は、2ヵ月後の筆記試験の対策のため受講生様のGTH様がセミナールームに来られました。鉄道設計技士の筆記試験の専門試験Ⅱの科目では、論文形式の筆記試験が行われ、鉄道土木、鉄道電気、鉄道車両の試験区分ごとに、
見識論文 鉄道技術に関する見識(原理や応用法)を問う問題
業績論文 鉄道に関する業績における技術管理上の貢献や成果
を問う出題内容となっています。
この日のGTH様の指導では、見識論文については最後の仕上げとして、出題者が求めていることに対してダイレクトに答えること。例えば「根拠を述べよ」とあるときには、根拠を記述して「〜からである。」と締めくくるなど表現上の対策法を指導しました。
GTH様の業績は、耐震補強(巻き付け補強)と電気化学的再アルカリ化工法(コンクリートの劣化補修)がテーマとなっており、論理的なポイントや応用原理を的確に示す指導をしました。また、物件の形状を分かりやすく示すため鳥瞰図やパース、アイソメトリック図による表現上の工夫もご提案しました。
