相談や添削を依頼できる方(私の周りに技術士がいなかった)がいなかったので、独学で勉強するしか方法がありませんでした。しかし、独学では限界がありましたので、何か良い講座がないものかと模索していました。そんな時、本講座をネットで拝見し、内容が知りたく、すぐメールで送り、講座内容を確認し受講することになりました。やはり一番良かった点は、マンツーマンで指導して頂ける点に尽きると思います。何ヶ月も一緒にやりとりをしていると、講師の方が受講者の事をよく把握でき、よりつっこんだ中身(論文)になるものと思います。
② 講座で学んだことで一番印象に残ったことはどんなことですか。
最も印象に残っているのは、私が書いたシートやレジュメに対して、翌日には返答(添削;添削シートをスキャナーで読みとってjpg形式で送られてきた)があった点です。それも概ね日がかわる時間帯に送られてきており、私のためにかなりの時間をかけていただいたと思います。本当に感謝しています。ありがとうございました。
③ 指導内容で合格に寄与したことはどのようなことでしたか。
経験論文の中の業績シートは、筆記試験だけに利用するのではなく口頭試験をも、考慮したものであるため、春先からはじめるこのシートは重要です。
④ 講座では、どんな指摘があり、それに対してどう対処しましたか。(記憶にある範囲で)
提出したシート、レジュメ、答案等、「よくできています。特に問題はありません」というメッセージは2論文だけ(経験、一般、専門あわせても)でした。それ以外は、「改善が必要です」や「・・・について、白書や本で勉強してください」といった具合(ショックな返答が多かった)で、メールの返信が怖かった(?)です。(手直しが多いと、せっかく書いた論文がやり直しになってしまうから)
しかし、ここでやる気を失うと今までの努力が失せてしまうので、1〜2日程度論文のことを忘れて、テレビ(映画やドラマ等)を見て気分転換することで、私はなんとか持ち直すことができたように思います。
⑤ 講座を受けてみてご自分(あるいは答案が)が良くなった(上達した、ためになった)と思える点はどこですか。
やはり、わたしは技術士2次試験の中で重要(大変)なのが経験論文だと考えます。概ね、問題はわかっていますので、それだけ準備もできますし、配点も高いわけですから、採点者もそのつもりで評価(採点)すると思います。経験論文は、10人いれば10通りの論文が出来るわけですから、どれだけ自分の色(技術力等)を出せるかにかかっています。技術士にふさわしいとわかってもらえる業績・記述方法等は、独学では難しいと感じました。自分では、どこが長所でどこが短所なのか、見えにくい部分があるので、やはりきちんと技術士の方に添削して頂いて、自分の色や記述方法などが着実に身についたと感じました。
私の場合、地方ということで一度もお会いはできませんでしたが、そのかわりにカセットテープで添削や改善点等をして頂きました。添削のみでは、どうしても表面的な改善となってしまう傾向にあると思いますので、面談等(直接声を聞く)はとても大切だと思います。
⑥ 面談(電話相談)は満足できましたか。添削のみの場合との違いはどうだと思いますか?
⑦ 本講座の受講前の印象と受講後の感じはどうでしたか。予想通りであった点、予想外だった点は?
数え切れないくらいの添削していただきました。(ここまでしていただけるとは思っていなかった)
シート、レジュメ、答案等は、期限(いつまでに提出しなさい)があり、これを守るのが辛かったです。特に、口頭試験では筆記試験の結果発表から次の口頭試験まで1ヶ月ということで、筆記試験終了後、少しずつ準備(自分なりに市販の本等をみながら)をしていたのですが、筆記の結果発表後、すぐに教材が送られ事前に準備をしていたのですが、まだその何倍も時間をかけないと終わらない量で、私自身は喜んでいる暇すらなかったような気がします。
⑧ 今後の本講座の受講者へのメッセージ
本講座は、費用も多少かかります。しかし、その分中身も濃くかなりハードです。私は中途半端な気持ちでは、講座についていけませんし、合格もできないと思います。自分自身の気持ちをしっかり持って、「必ず合格する!技術士になる!」という強い意志で臨んでほしいと考えます。
⑨ 技術士受験者に対してのメッセージ
技術士試験に関する情報は、現在インターネット上で簡単に情報を得ることが出来ます。インターネットが普及する前の受験者は、その点大変であったと思います。自分の空いている時間でインターネットを有効に利用し、重要だと思える情報や模擬問題は無料でダウンロードできるものは入手し、活用しながらの勉強方法が最良だと私は考えます。