この日は10:00〜12:00に建設部門、水道部門、情報工学部門を受験される4名様がセミナーに来られました。
技術士二次試験の体験論文対策として、体験論文指導の内容を「面白いほど合格できる体験論文」としてお話しました。今回は3回シリーズの最終回として
その3 技術士にふさわしい現時点の評価、今後の展望
についてお話しました。下の資料ご覧ください。
まず今回は、「現時点の評価」、「今後の展望」ではどのようなことを書くべきかご説明しました。というのは次の理由から重要度が高いと考えるからです。、
- ほとんどの方が理解していない
- コンピテンシーが表れやすいため配点が大きい
- 専門家とそうでない人の差が出やすい
- 体験とは別に、後から勉強しないと書けない
まず、「現時点の評価」は、成果につなげる意思を示すことや、やったことに対して厳しく反省することをお話しました。この意味から、
私の業績は、クレームもなくまあまあ良かった。
というのは悪い評価だということです。
また、「今後の展望」では、問題に対して
社会的変革(パラダイムシフト)でもって、社会全体での改善を図ることを提案することが最上級のコンピテンシーにつながる
のです。なぜなら「使命感」は専門家のしるしであり、かつ専門家として活動する原動力でもあるからです。このため、「今後の展望」ではパラダイムシフトや専門家らしい使命感に言及すべきです。
この日参加されたお二人の感想はこうです。 感想を聞く>