水道部門受験、コンサル所属H様に対して口頭試験コーチングを行いました。
H様は水道部門でこれから口頭試験を向かえて、本講座でいよいよ口頭試験対策をスタートされました。
この日は、面接での課題分析と対策についてご相談しました。他一人、職場が同じW様と共にディスカション形式で行われました。
口頭試験では、コンサルタントとしての資質が問われます。このため、試験官はわざと高圧的な態度で、しかもあいまいな質問を問いかけてくる場合があります。これは、優れたコンサルタントとしての対応力を測る意味もあるかと思います。

あらかじめH様の業績を分析し、試験官が次の点を問題視(減点)する危険性が高いことを申しあげました。
- 業績の結論を端的に述べただけでは、業績の真の意義が伝わらない。
- 答えの内容に誤りはなくても、試験官の関心事と違ってはいけない。
- 技術士にふさわしい人物像が十分アピール出来ること。
- 見識問題では、対応がスムーズにする。
そこで、対策として、
1. わかりやすい、採点しやすい回答を作成しておく。
①聞いてすぐに内容が正しいと判断できる、納得しやすい回答を練る
②試験官の関心事に配慮して対応する。
③業績の説明では意義やねらいがわかるように言う。
2. 技術士にふさわしい人物像をアピールする
効率性やPDCA(カイゼン)、公益性を高める意思、姿勢を示す。
3. 見識問題対策
その部門の専門家の「常識」と思われるものはおさらいしておく。
これらのことを申しあげました。
そして、今後の対応では、口頭試験の想定問題に対して具体的にこれらの事を考慮しながら回答を作成して添削していくこととしました。
また一方、今年新たに本講座で学び合格を目指したいとお考えのW様に対しては2013年試験の合格戦略をご説明しました。
W様はこれまで勉強を続けてこられたのですが、問題点を抱えておられました。それは、
- 添削の基準、出題者の意図、受験者に求められるもの
- つまり、答案の何がいけないか
がわからないということでした。
このため勉強しているにもかかわらず、効果が表れないという結果でした。
そこで、技術士試験での採点官の考え方、能力測定の方法をご説明し、どうしたら高得点をとれるかについてご説明しました。
この説明スライドをご覧ください。
スライドをもとに20分ほどご説明致しました。
もし同様な悩みがあってこのような説明を所望される方がいらっしゃれば、ご連絡ください。個別に対応しております。
そしてこの日、W様の新規の受講を受付いたしました。受講に際して紹介者がいらっしゃる場合の優遇措置として紹介者受講割引制度を設けております。是非ご利用されることをお勧め致します。