鉄道設計技士を目指している皆様へ
ご自分の業績の何を説明すれば高く評価されるのかわからずに論文を書かれていませんか。
首都圏大手鉄道会社のA様は電気設備でしかも通信設備の管理業務に携わっていらっしゃいました。その通信設備のリフォームを業績とされていたわけですが、業務の説明を単純化するあまり、通信のエリア分けに集約された業務内容となってしまっていました。
鉄道設計技士の電気設備では、鉄道の運行との関連性が不可欠なのに、それを省略した通信技術だけの業務内容となってしまうと、鉄道設計技士としてのふさわしさが失われてしまいます。このような論文では最悪の場合、鉄道設計技士の規定に満たないということで門前払いになってしまう危険性があります。
このため、講座の指導では、
まず列車の動きがどうであったかそれをどう制御したかそのために電気(通信)設備はどう作ったかといった方向でまとめてもらうようご提案しました。つまり、
- 鉄道設計技士かつ電気設備技術者としてのコンピテンシーを表現する
- 個々の業績、問題、技術ごとにコーチングで指導する
という方法で追及することにしました。このように業績をただ記述するだけではなく、その事業としての本質的な成果、技術を記述することが大切です。これは、コンピテンシー(成果をイメージした能力)を表現することにほかなりません。コンピテンシーについては改めてこちらをご覧ください。>技術者のコンピテンシーとは
技術士合格への道研究所ではこのようにコンピテンシー理論を導入した論文作成指導をコーチング指導していますので、いつでも誰でも業績に対して最高の評価が得られるようになります。