H30/2018年 建設・道路 U−1−3 問題 模範解答と解説

問題文

既設舗装を現位置で再生する路上再生工法の1つに路上路盤再生工法がある。この路上路盤再生工法について、工法の概要、特徴及び適用に関する留意点を説明せよ。


模範解答1  (簡易形式1)  添削履歴 5回 2018.12.21  専門事項 道路設計


1.路上路盤再生工法の概要

  破損の生じた既設アスファルト舗装を原位置で路上破砕混合機を使用して、As舗装の破砕と下層の粒状路盤材の混合を同時に行い、安定材を加えて短期間で改良路盤を造る工法。                                         

2.特徴

@既設舗装版を再利用するため舗装廃材が少なく、コスト縮減を図る。

A従来工法に比べて施工速度が速く工期の短縮が図れる。

B最小限の新材料の搬入により既設路盤の性能強化を行う。

3.路上路盤再生工法に適用に関する留意点

(1)既設材料特性を活かし質的改良の配合設計する

@工事区間の代表的な数か所から、既設のAs塊・路盤材を採取し、両者合成した試料の品質(修正CBR、PI)試験後、補足材を加えて品質確保する。また、再生路盤の一軸圧縮強さが得られる安定材を添加し、配合決定する

(2)耐久性確保のため高品質材料を選定

@安定材は、施工中の粉塵・収縮クラックの発生が無いフォームドAsを使用する。

A 適正な骨材粒度を確保する

再生路盤施工時の混合性や締固め等の施工の難易度を考慮し、骨材の最大粒径は50mm程度とし、補足材の混合により、各フルイ目の通過質量百分率は53mm〜75μmまで連続した粒度を確保する

 


模範解答1  (簡易形式2)  添削履歴 1回 2018.12.23   専門事項 道路設計


1. 路上路盤再生工法の概要

  破損した既設As舗装を原位置で路上破砕混合機を使用して、舗装版の破砕と下層の粒状路盤材の混合を同時に行い、安定材を加えて短期間で改良路盤を造る工法である。

2.特徴

@既設舗装版を再利用するため、舗装廃材が少なくコスト縮減を図る。

A従来工法に比べて施工速度が速く、工期の短縮が可能である。

B最小限の新材料の搬入により既設路盤の性能強化を行う。

3.適用に関する留意点

(1)既設材料特性を活かし質的改良の配合設計する。

@工事区間の代表的な数か所から、既設のAs塊・路盤材を採取し、合成試料の品質(修正CBR、PI)試験後、補足材を加えて品質改良する。また、再生路盤の一軸圧縮強さが得られる安定材を添加し、配合決定する。

(2)耐久性確保のため高品質材料を選定する

@安定材は、施工中の粉塵・収縮クラックの発生が無いフォームドAsを使用する。

A 適正な骨材粒度を確保する

 施工時の混合性や締固め等の難易度を考慮し、骨材の最大粒径は50mm程度とし、補足材を混合調整のうえ各フルイ目の通過質量百分率は53mm〜75μmまで連続した粒度を確保する。

 


模範解答1  (答案形式)  添削履歴 2回 2019.3.24   専門事項 道路設計

 


1. 路上路盤再生工法の概要

 

 破損した既設アスファルト(As)舗装を原位置でロードスタビライザを使用し、舗装版の破砕と粒状路盤材の混合を同時に行う。その後、安定材を加えて短期間で改良路盤を造る工法である。

2.特徴

@既設舗装版を再利用するため、舗装廃材が少なくコスト縮減を図る。

A従来工法に比べて施工速度が速く、工期の短縮が可能である。

B最小限の新材料搬入により既設路盤を強化する。

3.適用に関する留意点

(1)既設材料特性を活かし質的改良の配合設計する

@工事区間の代表的な箇所から、既設のAs塊・路盤材を採取し、合成試料の品質(修正CBR、PI)試験後、補足材を加えて品質改良する。また、再生路盤の一軸圧縮強さが得られる安定材を添加し、配合決定する。

(2)耐久性確保のため高品質材料を選定する

@安定材は、施工中の粉塵・収縮クラックの発生が無いフォームドAsを使用する。

A適正な骨材粒度を確保する

施工時の混合性や締固め等の難易度を考慮し、破砕骨材の最大粒径は50mm程度とする。補足材で混合調整を行い、各フルイ目の通過質量百分率は53mm〜75μmまで連続した粒度を確保する。



模範解答2  (簡易形式1)  添削履歴 4回 2018.11.29   専門事項 道路施工監理


1. 工法概要

既設アスファルト混合物を骨材として利用し、添加材料を散布して、スタビライザーでアスファルト乳剤と既設アスファルト混合物と既設粒状路盤材料を混合する。モーターグレーダで敷き均し、タイヤローラで転圧する。

既設アスファルト舗装厚と交通量により、設計・施工方式が、3方式ある。

2.  特徴

  全断面打変え工法と比較して、舗装発生材が少ない。

 全断面打変え工法と比較して、施工速度が速く、工期短縮、コスト縮減が図れる。

 縦横断形状変位が大きい場合は、スタビライザーによる予備破砕を行う・

3.  適用に関する注意点

交通量がN5以下の場合や、かさ上げ可能で既設アスファルト混合層が薄い場合は、舗装発生材を搬出しないために、既設アスファルト混合物を現位置で破壊する。そうでない場合は、施工速度を速くするために、予備切削を実施する。

解答の全内容を指定行数以内で表すようにしてください。

 


模範解答2  (簡易形式2)  添削履歴 2回 2018.11.30   専門事項 道路施工監理

 


1. 工法概要

 既設アスファルト混合物を骨材として利用し、添加材料を散布して、再生スタビライザーでアスファルト乳剤と既設アスファルト混合物と既設粒状路盤材料を混合する。混合後、モーターグレーダで敷き均し、タイヤローラで転圧する。施工方式は、維持・修繕費の削減や作業中の交通規制時間の短縮のため3方式が使い分けられている。

2.特徴

 路上路盤再生工法は、全断面打換え工法と比較して、舗装発生材が少ない。さらに、全断面打換え工法と比較して、施工速度が速く、工期短縮、コスト縮減が図れる。再生スタビライザーによる予備破砕で、高さ調整が良い。また、振動ローラを採用で、締固め密度が高い。

3.適用に関する注意点

 交通量がN5以下の場合やかさ上げ可能で既設アスファルト混合層が薄い場合は、舗装発生材を搬出しないために、既設アスファルト混合物を現位置で破壊する。そうでない場合は、既設アスファ施工速度を速くするために、予備切削を実施する。また、等値換算厚を確保するため既設アスファルト混合層を撤去し、既設粒状路盤材料のみを安定処理する。

 


模範解答1  (答案形式)  添削履歴 8回 2019.12.14   専門事項 道路施工監理

 



 

1.  工法概要

既設アスファルト混合物を破砕し、同時にこれとセメントやアスファルト乳剤などの安定材と既設粒状路盤材とともに混合・転圧する。施工方法は、既設アスファルト混合物の寿命から判断して、撤去する方法と再利用する方法がある。さらに、厚さが比較的に厚い場合、既設アスファルト混合物を事前処理する方法がある。

2.  特徴

全断面打換え工法と比較して、舗装発生材が少ない。施工速度が速く、工期短縮が図れる。舗装廃材の排出が少ないため、コストとCO2が削減する。再生スタビライザーによる予備破砕で高さ調整がしやすい。混合厚が厚い場合は、振動ローラを採用して、締固め密度が高い。

3.適用に関する注意点

 表層アスファルトの劣化が著しい場合は、舗装性状を取戻するために撤去して、新材で施行し、安定処理は路盤に限定して行う。

既設アスファルトが厚い場合は、再生作業を効率化するため、事前に切削して一部を再利用する。その際、セメントやアスファルト乳剤の安定材と既設粒状路盤材とともに混合して安定処理路盤性能を確保する。



 


模範解答3 (簡易形式1)  添削履歴 3回 2019.5.6   専門事項 道路設計


1. 工法の概要

 路上破砕混合機を用いて既設アスファルト混合物層を破砕し、セメントや瀝青安定処理剤を加え、現位置で既設粒状路盤材料と混合安定処理を行う工法である。

2.工法の特徴

1)経済的

 新規路盤材の搬入または舗装廃材の搬出が少ない。

2)工期短縮

 路盤の入換え作業が不要である。

3.適用に関する留意点

1)既設粒状路盤厚の確保

 路床土が混入すると所定の設計CBR値または目標TA値が得られない為、10cm以上確保する。

2)施工性の確保

 路上破砕混合機の施工能率が低下する為、既設アスファルト混合物層厚が15cmを超える場合は切削を行う。

3)締固め密度の確保

 所定の締固め密度が得られない為、路上再生路盤厚が20cmを超える場合は振動ローラを用いる。

 


模範解答3  (簡易形式2)  添削履歴 0回 2019.5.7   専門事項 道路設計

 


1.  工法の概要

 路上破砕混合機を用いて既設アスファルト混合物層を破砕し、セメントや瀝青安定処理剤を加え、現位置で既設粒状路盤材と混合安定処理を行う工法である。疲労破壊を生じた表層の新設及び目標TA値の向上による交通量増加に対応するものである。

2.工法の特徴

1)経済的

 全断面打替え工法と比較し、新規路盤材の搬入による材料費または舗装廃材の搬出による処分費が抑えられ経済的である。

2)工期短縮

 既設粒状路盤材を利用した混合安定処理工法の為、路盤の入換え作業が不要であり、工期短縮が図られる。

3.適用に関する留意点

1)既設粒状路盤厚の確保

 路床土が混入すると所定の設計CBR値または目標TA値が得られず強度低下を招く為、既設粒状路盤厚は10cm以上確保する。

2)施工性の確保

 路上破砕混合機の施工能率が低下する為、既設アスファルト混合物層の厚さが15cmを超える場合は切削を行い薄層化する。

3)締固め密度の確保

 所定の締固め密度が得られない為、路上再生路盤厚が20cmを超える場合は振動ローラを用いる。

 


模範解答3  (答案形式)  添削履歴 0回 2019.5.9   専門事項 道路設計

 


1.工法の概要

 路上破砕混合機を用いて既設アスファルト混合物層を破砕し、セメントや瀝青安定処理剤を加え、現位置で既設粒状路盤材と混合安定処理を行う工法である。疲労破壊を生じた表層の新設及び目標TA値の向上による交通量増加に対応するものである。

2.工法の特徴

1)経済的 全断面打替え工法と比較し、新規路盤材の搬入による材料費または舗装廃材の搬出による処分費が抑えられ経済的である。

2)工期短縮 既設粒状路盤材を利用した混合安定処理工法の為、路盤の入換え作業が不要であり、工期短縮が図られる。

3.適用に関する留意点

1)既設粒状路盤厚の確保 路床土が混入すると所定の設計CBR値または目標TA値が得られず強度低下を招く為、既設粒状路盤厚は10cm以上確保する。

2)施工性の確保 路上破砕混合機の施工能率が低下する為、既設アスファルト混合物層の厚さが15cmを超える場合は切削を行い薄層化する。

3)締固め密度の確保 所定の締固め密度が得られない為、路上再生路盤厚が20cmを超える場合は振動ローラを用いる。