
図 業務経歴の必須要素の説明をしているところ
S様は中国地方から社用で上京され、仕事の合間を利用して、技術士合格への道研究所に立ち寄られました。この日のご相談は申込書の作成、つまり業務経歴の書き方についてです。

図 Excelワークシートの業務経歴チェックシートでの検討
あらかじめご自分で検討されていた業務経歴は、作業内容の記述に近いものでした。この場合、技術者コンピテンシーが伝わらない危険性がありました。そこで、講座で指導している必要項目を逐一確認していきました。
講座では業績を表すのに次の4項目をチェックしています。
業務名規模、仕様、方式貢献内容、応用技術成果この考え方については先のセミナーのスライドでも説明しています。
図 セミナー資料、業務経歴の5要素とその概念
S様の業務経歴もこのチェック項目に従って、一つずつ点検していきました。その結果、まだ表現しきれていないアピールすべき点が次々と判明して、やがて最初とは全く別な業務経歴が完成しました。 出来上がった業務経歴は、試験を乗り切るために十分な次の条件を備えたものとなっていました。
技術士法で定めた業務を行っていることが分かる貢献や成果を読み取れる技術が応用されていることが分かるその結果として、「優れた技術コンサルタント」であることが一目でわかる業務経歴が出来上がったのです。