1 コンピテンシーを高める指導によって、楽勝で合格できる

コンピテンシーとはなにか、一言で言うと、技術を用いて結果を出すことです。

知識の量や経験の年数ではなくこのコンピテンシーが技術士試験の尺度となっており、下記のように文部科学省技術士分科会のページにも記されています。

shiyo5.jpg (500×224)

 コンピテンシーが用いられるのは、プロエンジニアの資質、能力を測る尺度として知識や経験だけでは測れないからです。その理由についてご説明します。

 コンピテンシーとは、企業などの人事考課に活用され、職種別に高い業績を上げている従業員の行動特性を分析し、その行動特性を評価基準とし従業員を評価することで、従業員全体の質の向上を図ることを目的としたものです。従来の能力評価と比較して下の表のような特徴があります。

コンピテンシー評価と従来の能力評価との違い

   評価尺度  着目点  特徴
 従来の能力評価  学力、学歴、積極性、規律性、責任性  潜在的・顕在的能力  能力の高さは成果と繋がるわけではない。評価と貢献度はリンクしない
 コンピテンシー理論  論理的思考、問題解決、提案力、コミニケーション  成果、具体的行動

 業績への貢献度がリンクし易い

プロの能力

このコンピテンシー理論についてこれまでの経緯を略記しておきます。

  • 米国の心理学者マクレランド教授が1973年に開発した。
  • マクレランドは学歴や知能レベルが同等の外交官に業績の差が出るのはなぜかを研究
  • 知識、技術、人間の根源的特性を含む広い概念
  • 1990年代にアメリカにおいてはすでに人材活用の場に取り入れられていた
  • 日本においては、近年の能力成果主義の導入とともに、取り入れられるようになってきた。