鉄道設計技士・鉄道土木受験のH様は上京された際に面談コーチングに来られました。

 本日は17:30〜20:30に下記3点の相談をしました。

業績論文作成相談 添削結果をもとに見識論文作成相談 添削結果をもとに過去問分析、予想問題作成

H様のようなエンジニアが最もお悩みなことは、論文の書き方です。

論文で何をどう書けばよいのか。書くのはともかく、点を取るには何を書かねばならないか。業績論文、見識論文ではそれぞれどう考えればよいか。

というあたりです。

 これらはそれほど難しいことではありません。試験官がどんな文章を見たときに「これは優れている」と感じるかにかかっています。試験に合格することとは、限られた答案の中でそうした印象を最大限に高めていくことに他なりません。

 このようにいうと何か特殊なテクニックのように感じられますが、単なる形ばかりの試験テクニックで試験官がだまされることはありません。私が申し上げる方法は本質的な能力を高めていく活動なのです。

 さて、その指導内容ですが、見識論文については前回の記事とほぼ同じことをやっていけば良いでしょう。具体的には「2011.07.04 若手エンジニアが一発合格目指して奮闘中」を参照されるようお願いします。

 一方、業績論文についはこの日、

専門技術の応用による問題解決過程を示す。貢献内容の本質をとらえて解りにくさを無くす。体験から学ぶ姿勢(これが専門家らしさ)を示すため、事実に基づいて改善を考察する。

このようなことをご指摘しました。

 また、過去問分析については鉄道設計技士・鉄道土木の出題傾向として

維持管理、劣化に関する問題が多い。コンクリート以外では土質基礎、地盤に関するものが多い。新規のニーズ、計画的内容に関するものより在来技術が重要視されている。

ように見受けられます。こうした視点で問題を分析するように伝えました。
 その結果リアリティのある問題が作成されているようです。

 見識論文では、どんな問題が出題されるかわかりません。しかし、過去問練習だけなく新規の問題予想を行えば、当たり外れが少なくなって一発合格は不可能ではなくなります。

 その問題を乗り越えるには、試験官が受験者に求めていることを解析するしかありません。鉄道設計技師においても技術士と同様に、

  • 試験官は知識や経験を求めているのではない
  • 鉄道技術の応用による貢献を求めている
  • 単なるアイデアではなく実現性の高い実務的提案を求めている

ようです。

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