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 農業部門・農業土木受験のS様は、筆記試験の論文作成に向けて3段階答案作成法をスタートされようとしていました。しかし、その

  • 3段階答案作成法の書き方
  • 問題、課題、対応策といつた骨子の組み立て方

がわからず難航していました。本日は18:00〜20:00、会社の帰りにセミナールームに来られて、その説明を受けられました。講座では、

皆さんの一発合格を支えるため、懇切丁寧な説明に努めています。




技術士試験問題の例年の傾向として、次の3段階での問題解決過程が求められています。



  • 現状を分析し、問題点を整理する。
  • 課題を立案して方針を提案する。
  • 対応策を示して解決のための実施方法を明示する。


つまり、

「問題点」 現状の悪さを明らかとして要因に迫る
「課題」  大まかな方向性を示すこと
「対応策」 実現可能性、具体的な方法論

とすることです。

この日の指導では「問題点、課題、対応策」のあるべき姿をお話しました。


「問題点」のあるべき姿
(1)「対処すべき悪い状況」
(2)「好ましくないこと」としてすぐに把握できるもの


「課題」のあるべき姿
(1)「問題点」と同じ言葉か「問題点の『防止』」は「課題」ではない
(2)複数挙げるときは、もれやダブりがあってはならない


「対応策」のあるべき姿
(1)ねらいにぴったりの対策を示す
(2)ビジネスとして実現性が高いと感じられること
(3)白書のキーワードを引用しても良い


 技術士試験問題では画一的な答えというものはなく、誰もが正しい結論に至る答えを自分の言葉で表す必要があります。逆に、このようにして専門家が出した答えが正しいか否かは、ふつう専門家でなければ判断できません。技術士試験ならば試験官が採点しますが、実務ではそうはいきません。

 このため、コンサルタントはクライアントに対して常に正しい結果、しかもそれが正しいと納得できる答えを提供できるという問題解決過程の品質管理をしなければなりません。技術士はその担保として、


  • 正しい問題分析をして問題の要因を見極める。
  • 問題の要因から、正しく課題立る案する。
  • 課題から正しい対応策を提案する。

    これらのことが求められています。

こうした内容は、ホワイトボードではっきりわかりやすくご確認いただけます。

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