平成19年の技術士二次試験の改正により、これまでの経験論文はなくなり、筆記試験では専門科目に対する応用力や問題解決力といった技術士の実務で必要なより実質的な能力が問われるようになりました。平成22年度技術士第二次試験実施大綱が既に出ています。要約するとこうです。

技術士第二次試験は、各技術部門の技術士となるのに必要な専門的学識及び高等の専門的応用能力をを判定する。必須科目は当該「技術部門」全般にわたる論理的考察力と課題解決能力について問う
選択科目は当該「選択科目」に関する専門知識と応用能力について問う。

詳しい試験の趣旨や内容は直接ご覧ください。

 この試験方法が意味するところ、すなわち求められる技術士像についてご理解願います。科学技術立国を目指して、技術士の人数を増やすことは政府の急務となっており、文部科学省としてはできるだけ数多く合格させたいはずです。そこで受験者の重荷となっていた経験論文をなくし、基本的な技術応用の場面で貢献できる技術士を広く合格させるというのがねらいと思われます。熟練者の経験に依存した「玄人の経験」「高度な知識」に頼るのではなく、普遍的な応用能力、論理的考察力、課題解決能力を備えた、多くの(若い)技術者への転換です。言い換えればそのような「コンピテンシー」を試験で確かめるのが目的です。このため、

  • 知識ではなく、技術体系をうまく利用してそれらを応用して優れた結果を導く力
  • 問題点を予見し、課題、対策を提案して業務を望ましい方向に導く能力
などの表現が求められるようになります。このような技術者を、後述する「コンピテンシー」というものを確認して選定していくのが技術士二次試験なのだとお考えください。

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