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 メールマガジン技術士合格への道  第17回(最終回)
 これで合格! 技術士二次試験合格講座
 さあ、目指そう! 技術コンサルタントとしての能力開発を
 ― 今年の口頭試験結果からわかった口頭試験必勝法 ―

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 どうやったら技術士試験に合格できるのか? その確実な合格法は? 技術
士合格への道研究所では合格指導の実践を通して開発してまいりました。そし
て、講座では、12月初旬より最後の難関である口頭試験対策指導を行ってき
て、ちょうど半分が過ぎたところです。すでに指導の終わった受講生様から確
かな手ごたえを感じているところです。

 技術士試験では合格の手順がどこにも示されていないため、苦労されている
方も多いかと思います。このように悩みに対して、技術士合格への道研究所で
は、安心のご提案をしています。そのひとつが、100%合格できる口頭試験
対策です。

 本研究所の方針の一つが技術士試験合格法を対象としたナレッジマネジメン
ト活動です。すでに試験の前半が終了しましたので、その結果をまとめてみま
した。これから口頭試験を受けられる方々の参考になればと思います。

http://www.gijutsushi1.com/category/1261089.html

 このメールマガジンではこれまで多くの受講生を合格させたノウハウを公開
して出来るだけたくさんの方の合格を支援します。なお、詳しい合格の情報は
こちらをご覧ください。
 「技術士試験合格講座」  http://www.gijutsushi1.com/

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1.はじめに

 技術士合格への道研究所では、技術士試験対策として技術応用によって業績
の成果につなげられる能力、すなわち技術者コンピテンシーを開発することで
受講者様の合格力を高めてまいりました。

 そして、そうした考え方の理解を促すための指導方法として、従来の添削で
はなく、コーチング指導として取り入れております。それが

「技術者コンピテンシー」 & 「コーチング」

という指導原理です。そこでは専門技術を新たに暗記するのではなく、エンジ
ニアとしての課題設定や対策提案能力を身につけることにより、技術士試験の
大部分の問題が解ける力を養えます。つまり、

 普通の技術者のレベルの思考で、基本的な事項を間違いなく提案する

そのような活動によって昨年の試験では、講座修了者の口頭試験の合格率が1
00%という驚異的な合格率を生み出しています。

 また、技術士試験では、

・受験者の専門分野の系統ごとに問題が異なる
・実際に体験したことが題材として求められる

 ですからご自身の得意分野の知識(経験)を生かして書かなければ合格でき
ません。

 こうした、「誤りのない自分独自の考え方」、「得意分野を中心とした問題
対策」を行うためにも、緊密な指導のやり取りが欠かせません。このため受講
者と講師によるマンツーマンでのコーチング指導を行っています。かつてなか
った、添削、音声ファイル、面談による丁寧なやり取りによって意思疎通を図
っています。

http://www.gijutsushi1.com/article/13545408.html

 このメールマガジンでは、こうした指導の中からテクニックを紹介しながら
技術士試験の最後の難関である口頭試験の後半戦に向けて、これまでにわかっ
た合格法についてご紹介します。

 なお、バックナンバーもあります。
http://www.gijutsushi1.com/category/1284891.html

2. 技術士二次試験合格講座第17回 
 今年の口頭試験結果からわかった口頭試験必勝法

 技術士口頭試験は体験論文をもとに行われる人物能力測定試験であり、そこ
では技術者としてのコンピテンシーをチェックされます。すでに口頭試験を受
験された複数の受験者様より、今年の口頭試験の実態が明らかとなりました。
そこで明らかとなった合格の要因を満たしていけば必ず合格できるに違いあり
ません。今回は、その口頭試験必勝法を提案します。

3. 今年の口頭試験結果からわかったこと

 今年の口頭試験ではすでに10名を超える受講者様が試験を終えました。本
研究所ではすべての方に対してコーチング指導を行い、結果を見届けました。
そして、試験後に結果を聴取して指導方法のPDCAを行いました。そこから
わかったことは、

(1)体験論文が支配的因子である
(2)専門的業務のノウハウが問われる
(3)一般的な専門技術の知識が大切
(4)条文の暗唱ではなく具体例での見解が求められる
 (倫理、法律、環境配慮など)

 これらの4つであり、いずれが欠けても人物に対する評価ランクを大きく下
げる致命的な影響を持っています。

 本研究所の口頭試験コースA講座では、上記4つのすべての要因に対して指
導を行ってきました。その実践、および実際の試験結果についての受験者様か
らの申告をもとに、無理なく確実に合格答案に導くための方策をご紹介します。

 まず、今回は論文に対する評価ランクを大きく下げている4つの要因につい
てそれぞれ説明します。

4. 技術士口頭試験を左右する4つの要因
4.1体験論文が支配的因子である

  文部科学省によれば、口頭試験の評価項目は次の5項目となっています。

 (1) 経歴及び応用能力
 (2) 体系的専門知識
 (3) 技術に対する見識
 (4) 技術者倫理
 (5) 技術士制度の認識その他

 このうちの「(1) 経歴及び応用能力」、「(2)体系的専門知識」に相当する
部分が体験論文および同関連質問として採点されます。ですから、口頭試験対
策としては技術的体験論文をしっかり書いておくことが最大の戦略となります。

 実際の試験結果の反応においても、十分体験論文を検討された方は、口頭試
験でまるで雑談のようだったと申告されています。一方、体験論文の検討が不
十分で提出された方は、厳しい質問を受けています。

 この厳しい質問の理由は容易に想像できます。論文を読んで的確な方法論が
見えなかったり、結論・成果の技術的背景が薄かったりすると試験官は失望し
ます。そして、応用能力や体系的専門知識の評点を判断するため、体験論文に
代わる内容を確かめにかかるのです。その結果、厳しい質問に発展しかねませ
ん。

 このため、この第一の要因、体験論文の対策としては論文作成段階で技術士
にふさわしい次のような内容を十分表現しておくことが有効です。

・課題、問題、技術的提案が論理的に対応している
・問題解決の方法は専門的技術体系を背景としている
・しかるべき技術的成果が得られている
・現時点での評価がされている(ただの反省じゃない)
・業界や技術の将来展望がされている

4.2専門的業務上のノウハウが問われる

 次に問われるのは、業務経歴についての専門的業務上のノウハウです。これ
は専門技術を用いて業績を行う上でのコンピテンシーといってよいでしょう。

 つまり、もしも専門的な業務を行っていたとしたらそれを行う上で知ってい
るはずのことは何か?と考えて、その周辺のことが質問されるのです。たとえ
ば、土質基礎科目で土壌汚染調査を行った方は調査項目(物質名)を聞かれて
います。

 このような質問の答えとしては簡潔に「鉛、ヒ素」とか「有機塩素化合物で
す」と単語で単刀直入に答えれば十分です。

4.3一般的な専門技術の知識が大切

 一般的な専門技術の知識は試験項目の「(3) 技術に対する見識」に相当し、
この質問としては、体験業務関連して次々に専門用語をあげてその意味を求め
られます。

 たとえば土質基礎科目の方で、ため池の遮水構造を計画された方は次のよう
な質問がされています。

・カーテングラウチングって何ですか
・堤体材料に泥岩を使用してますが
・スレーキング対策は?
・降雨時など堤体完成後のスレーキング対策は?など

こうした質問対策は体験論文や業務経歴に対応して問題を想定しておくことが
必要です。

4.4条文の暗唱ではなく具体例での見解が求められる(倫理、法律、環境配慮
など)

 採点項目の「(4) 技術者倫理」、「(5) 技術士制度の認識その他」につては
最近問題が高度化してきており、実例による説明を求められることがあります。
これは暗記ではなく活用できる知識を求めているからです。

 技術者倫理については「あなたは倫理についてどのように考えて行動してい
ますか?」といった質問があったそうです。ここでは技術者倫理要綱をあげる
のではなく、実例として品質管理等のデータの改ざんの例をあげて、その防止
法を説明すれば良いのです。

5. 「技術士口頭試験を左右する4つの要因」のまとめ

 以上の4つの要因はすべて、受験者の業務経歴にリンクしています。こうし
た問題の原因や背景は各個人で業績内容が異なるため一般的な解決法が成り立
ちません。そこで、それぞれの受験者ごとに具体的に体験内容を確認して業績
質問を予測しながら克服法を考えていく必要があります。

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技術士合格への道研究所のパーフェクトコース講座の最近の指導より
 
 講座の指導では口頭試験対策指導の山を越えて、来年の筆記試験対策指導の
方が増えています。中でも今年一次試験を(この12/24に)合格されて、すぐ
に技術士二次試験にチャレンジされる方が増えています。

 初めて受験される方には「技術士にふさわしい」ということが何なのか分か
りにくい場合があります。そのような対策として各受講者様の専門分野ごとに
どのような「技術士へのふさわしいさ」があり得るのか、例示しながらケース
バイケースで説明しています。コーチング指導だからできるのだと考えていま
す。

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では、よろしくお願いいたします。

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