2017年4月11日 建設部門、鋼コン科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は18時30分から、30分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 昨日の検討の続きを話し合いました。支保工なしに両側からせり出しながら施工し、中央で合体するという画期的な橋梁工事の業績について、道路が

カーブしているため(片持ちで施工すると)ねじれが発生するので、それを打ち消すような形に

型枠、コンクリートを打設していく方法を取られていました。

 ところが最後に中央でで両端から伸びてきた橋が合体することになり、その時にいきなりコンクリートスラブで合体するのではなく、まずは鉄骨のリブを連結して一体化した後にコンクリートスラブを打設するという手順になることが起こりました。

 このとき、

予想に反して片持ち梁の橋脚のねじれが逆方向に生じてしまった。これはなぜか。

じっくり考察したところ、原因はこの鉄骨リブによるところが大きいと解かりました。逆にこのことから、鉄骨リブが存在する場合にはリブが負担するねじれ力を考慮した技術計算を行う必要があるということがわかりました。

そしてさらに汎用性の高い知見として、

支持点位置によって発生するねじりモーメント を加味した支保工計画が必要である

ということがわかりました。こうした体験を通して学ぶことが専門家としての資質の証となるのです。

2017年4月10日 機械部門、機械設計科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は22時0分から、1時間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。  

 機械部門機械設計Ⅱ-1-1 問題は、

「ISO9001 7.3設計開発プロセス」においては、設計品質確保のため、「設計検証」に加え「設計の妥当性確認」を実施することと述べられている。それぞれの違いについて述べよ。

という問題でした。これに対して受講者のK様は、

答えはそれぞれの言葉の意味を書けば良い

とお考えになっていたようです。

しかし「それぞれの違いについて述べよ。」とあることから、違いについて回答を練ることとしました。すると違いが何なのかということがわからず、考えがはたと止まってしまいました。

 例えば1つ目の違いは次のように書きあらわされました。

1. 確認対象の違い

「設計検証」では設計アウトプットが設計インプットで与えた要求事項を満たしているかの確認であるが、「設計の妥当性確認」では製品が指定された用途又は意図された用途に応じた要求事項を満たしているかの確認となっている。

つまり確認物が違う。

 しかしこれでは本質的な違いを表現したことになりません

 そこで「設計検証」と「設計の妥当性確認」の実際の活動を確認し、改めてその違いを問い掛けることとしました。すると

両者の違いは前者が設計目標の確認であるのに対して、後者は昔の結果としての製品の性能確認である

と言うことがわかりました。

 つまり両者の違いは、性能について目標であるか結果であるかという違いとなります。この様なことが答えに書かれれば正解だと言うことです。

 講座の指導では、本質的なことをとらえて、出題者の意図にぴったりの答えを探るようにしています。大事なことは、

出題者の意図をはずさない、かつ自分の体験から分かっていることを書く

ことです。無理せずに楽勝で合格できる方法を指導しています。

2017年4月10日 情報工学部門、情報ネットワーク科目の方のスカイプによる指導

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 この日のコーチングによる指導事項は19時00分から、1時間,スカイプによって相談しながらコーチング指導しました。 

 度重なる業務内容の詳細の修正によって、文章の内容が分かりにくくなっていました。文章作成の試行錯誤により、内容的に中間段階では、初期の答案より悪化してしまうことがあります。技術的問題点の内容が数々の視点からの複数の問題点を集約した結果、前提条件としての対象が包含されたものとなり、問題点が単純に列挙されたものではなくなっていたことも複雑さを増していました。

 解決策の提案では、当初提案されていた、全体システムの変更の提案がなくなり(それは問題点に繰り上げられていたためですが)、システム変更を乗り越えるための技術として専用の制御技術による対応だけが述べられていました。

 その一方でメンテナンスのための技術が挙げられ、その仕組みについて説明されていたものの、特段技術な根拠の薄い試行錯誤的な意味合いの強いものとなっていました。このため、そういう

努力やトライアンドエラーを省略して、少ない試行回数で成功に導くための技術的根拠のあることを述べる

ように求めました。

 成果としては、対策とは別に複数の対策の結果として究極的にどのような性能アップが図られたのか、

技術屋目線ではなく事業主の視点で述べる

ように求めました。技術者大抵の場合プロセスがどうかということに着目が行きがちで、結果がどうであるかということよりもプロセスの良し悪しを成果としてあげがちです。しかしそれではだからどう評価したらよいのかと言う第三者の目線での評価に答える事は出来ません。ここは事業主の目線になって、

客観的に結果がどのような公益性を高めるものか

ということを考えれば成果はわかりやすいものとなります。

 成果の1つとしてこの業績で得られた知見を添えることにしました。その内容は結果としての品質が当初思ってた内容とは違う結果となった体験が元になっています。すなわち結果にノイズが混入することとなり品質低下を引き起こしたと言う事ですが、この事から学んだ事は

  • 顧客の現状のおかれた環境について、顧客自身は必ずしも正しい認識を持っていない。
  • 技術コンサルタントはその現場のレベルを適切に評価してあげなければならない。

(ということに気づいた)という専門家としての使命感みたいな、高度な技術者コンピテンシーを表すものでした。

2017年4月10日 建設部門、鋼コン科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は18時30分から、30分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 曲線区間を伴うコンクリート橋について検討されていました。成功体験から得られた専門的な知見がありましたので、その表現に苦慮していました。すなわち支保工なしに両側からせり出しながら施工し、中央で合体するという橋梁工事の業績なのですが、道路がカーブしているため片持ちで施工した場合にねじれが発生するという問題がありました。

 このねじれは中心線となる接線に対して、重心が外側にあるか内側にあるかによって生じるねじれです。ただし短い文章表現の中でそのねじれ現象がどのように発生して、予想と現実がどう違うか、ということを表現するのが容易ではありませんでした。

 そこで指導の中ではまずは一度、概念的にどちら向きにねじれは発生するものなのかという

  • 原理的事項を整理する
  • 予想と実際がどう違うのかと言う分析を明確にする

ようにお伝えしました。

 そして再度近日中にもういちど電話相談することとしました。

この日のコーチングによる指導事項は18時30分から、00時間30分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。  曲線区間を伴うコンクリート橋について検討されていました。成功体験から得られた専門的な知見がありましたので、その表現に苦慮していました。すなわち支保工なしに両側からせり出しながら施工し、中央で合体するという橋梁工事の業績なのですが、道路がカーブしているため片持ちで施工した場合にねじれが発生するという問題がありました。

このねじれは中心線となる接線に対して、重心が外側にあるか内側にあるかによって生じるねじれです。ただし短い文章表現の中でそのねじれ現象がどのように発生して、予想と現実がどう違うか、ということを表現するのが容易ではありませんでした。
そこで指導の中ではまずは一度、概念的にどちら向きにねじれは発生するものなのかという原理的事項を整理し、そして予想と実際がどう違うのかと言う分析を明確にするようにお伝えしました。

そして再度近日中にもういちど電話相談することとしました。

2017年4月2日 電気電子部門、電気設備科目の方のスカイプによる指導

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 2017年4月2日 電気電子部門、電気設備科目の方のスカイプによる指導を行ないました。この日のコーチングによる指導時間は17時から、45分間、スカイプを用いて相談しながら指導を行いました。 

 トンネル内設備の電源幹線工事についての業績でした。技術的問題点はこう長が長く電圧降下が大きい事、また抵抗を低く抑えようとすると幹線径が太くなることを挙げていました。しかしこのようなことはオームの法則の一般論であり、電気設備工学としては当然前提として考えておかなければならないことです。
 技術士にふさわしい業績を訴えるには、こうした一般論は排除して電気設備工学的に考えてどのような技術的な問題点があったか、すなわち本質的な問題を明確にしなければなりません。
 こうした疑問点を打開するため業績について、一般的な設計を行った場合にどのような問題点が生じるからを推論し、それを解決するための解決策を提案したことを述べました。
 そしてさらに、その解決策を遂行するにあたって、普通の技術者なら見落としがちなことをちゃんと気付いて行った、あるいはただ行うだけではなく技術的検討を行い品質を高めるような対処をしたことを述べるようにしました。この結果、技術士の貢献による成果の高まりを表現することとなり、技術士二次試験に置いて合格の判断根拠となる技術者コンピテンシーを高めることができました。

2017年3月27日 森林部門、森林土木科目の方の電話による指導

 2017年3月27日 森林部門、森林土木科目の方の電話による指導を行ないました。この日のコーチングによる指導時間は21時から、1時間05分でした.電話を用いて相談しながら指導を行いました。 

  地滑り対策として行われたアンカー工事の業績では、その成果が地下水排除によるアンカーの品質管理という部分的な着目点となっ2017年3月27日 森林部門、森林土木科目の方の電話による指導ていました。また渓流の復旧工事においては根堀した既設ダムの手直しが対策として取り上げられていました。  このような業績に対して本来行うべき森林土木工学における課題、解決策は何であるかということを5つの業績についてそれぞれご説明しました。その結果業務経歴において技術士にふさわしい業績の骨子を作り上げることができました。

2017年3月22日 機械部門、機械設計科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は16時00分から、30分間,電話によって相談しながら指導しました。

 前回に引き続き、業務内容の詳細を作成するための様式、「技術的体験チェックシート」の書き方について問い合わせがありました。

このチェックシートの項目はそれぞれ次の役割があります。

4−1問題点 では業績の対策理由、意義を訴える。

4−2解決策 では提案内容をの具体的な技術的な応用を説明する。

4−3苦心した点 では技術的に検討して、工夫した内容について特記する。

ことになっています。

 K様の業績では機械の本体の心臓部分に小さいけれども複雑な機構をもつ特許考案がされており、その心臓部分について、

  • 具体的な機構がどうであるか
  • 機械工学的な工夫が何か

をそれぞれ明確に説明しなければなりません。このような場合に解決策と工夫した点を分離して表現すると、説明がシステマティックになるとともに、工夫すなわち個人の貢献が際立つようになります。

 またこの日相談した2つ目の事項は、機構の1部をユニット化して部品交換をスピードが来たことをK様が工夫だと考えていたわけですが、そのことは厳密には大きな工夫には値しないことをお伝えしました。ユニット化という合理化の概念は、それ自体はそれほど難しいことではなく、現在普遍的な対応として行われていることです。ただし、

  • 部品交換による機械の停止時間を短縮するという視点
  • かつユニット化部分を最小限に抑えて開発を合理化する

という点では創造性はあると感じられます。このため、ただユニット化するのではなく、目的や合理性を考慮して最小限のユニット範囲と限定したことを表現するようにしました。このように

受講者の貢献を無駄にすることなく、際立たせる業績記述のテクニックをコーチング指導

でご提案しております。

2017年3月18日 機械部門、機械設計科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は20時30分から、30分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 技術的体験チェックシートはwordのシートに、業務内容の詳細に選定した業績の、概要、問題点、解決策、工夫した点、現時点での評価などの項目を記入して、業務内容の詳細を分析する様式です。この書き方についてはテキストの中で説明するとともに、ガイドと模範例を用意しております。この日は、初めてこの課題にとりかかるにあたり、いくつかの疑問点があるため、相談されたとのことです。まず業績の成果とは何か。外国企業に機会を納入するにあたり、機械の生産能力を求められるとともに価格の削減を要求され、開発過程でそのコストダウンを図ったことを業績と考えていたとのことですが、

業務内容の詳細に書くべき貢献のポイントをどこに置くか

ということで疑問点が発生したということです。

 この答えは簡単で、機械のスピードとコスト高はトレードオフ問題である事は周知の事実であり、そのような問題を前提として、すなわち

スピードを維持したままコストを削減したことを貢献として訴えれば、業務内容の詳細としては十分

であるということです。このほかたくさんの疑問点をお持ちだったようです。この日は約30分の間の相談時間の中でほとんど問題が解消されて、考え方が整理できて新たな課題取り組める状態を整えでいることができました。

 本講座では、面談相談の他にスカイプ、電話相談も受け付けており、疑問に対して即決で悩みを解消できるような体制を整えております。さらに添削段階では添削結果のPDFと添削結果の説明を録音した音声ガイドを添付することによって、いつでもどこでも添削結果に関する講評を聞くことができるようにしています。このような体制で全ての疑問を早く解決し、前向きな考えで答案に取り組むことが合格の早道と考えております。

2017年3月16日 機械部門、機械設計科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は21時00分から、20分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。

 業務経歴チェックシートはExcelワークシートに、業績ごとに業務名、職務内容、物件規模・形式、応用技術・貢献、成果などの項目を記入して、自動的に業績記入欄の文言を作成する様式です。この書き方についてはテキストの中で説明するとともに、ガイドと模範例を用意しております。

この日相談されたのは、成果と言うものが

  • 製作した機械の性能や省エネ性についてのこと
  • 製作した機械が事業主のもとで使用されて、その結果生み出す製品に対するもの

の2つのいずれなのかが疑問になったということです。この答えは当然前者です。なぜなら、機械設計技術者としては、機械を作り出すこと務めであり、その機会を利用して製品を製造する事は二次的な効用となり、技術者よりも事業主の貢献によるところが大きいからです。

 このほかたくさんの疑問点を当初はお持ちだったようですが、このご相談の直前に音声ガイドによる検査結果をお渡ししておりました。その内容をお聞きになってほとんどの疑問が解決されていたということです。このためこの日の相談時間はわずか20分で全ての疑問点が解決してしまったということです。

 本講座では、

添削結果のPDF+添削結果の説明を録音した音声ガイド

の2つによってまずは基本的な理解をして頂き、さらに疑問が残る場合は、電話、Skype相談で解決しています。それでもなお疑問点が残る場合は面談による相談も受け付けております。ということで全ての疑問を早く解決し、前向きな考えで答案に取り組むことが合格の早道と考えております。

2017年3月16日 電気電子部門、電気設備科目,電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は14時00分から、41分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 業績の問題点、解決策、工夫した点をまとめていましたが、最大の業績がスイッチの交換と言うあまり難度の高くない業績であったため、それだけでは技術士の業績として不十分と思われるため、もう少し全体形を表現するよう伝えました。また、スイッチと言う部品だけでなく、設備の制御に関する事(シーケンス)も取り上げることとしました。

 それとともに技術士にふさわしい技術者コンピテンシー(これが合格の判断基準となる)に高めるためには、電気工学による貢献内容が必要で、それを探すために、チェックシートに書かれている業績を全検証しました。すると工夫と考えていることがごく普通に誰でもやることだったり、制約上仕方なくせざるを得ないことであったりして、問題解決の本質が見えていなかったことが判明しました。このため、電気工学的な視点に絞って工夫点を探すように指導しました。

2017年3月13日 機械部門、材料力学科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は16時00分から、1時間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 解決策の一つFEM解析について、そのメッシュ切りのルールを方法論として提案し、工夫・アイデアとしては、メッシュ切りを最小化する手法を示し、技術提案の幅を広げました。

 一方、技術者のCPDを表すことになる「得られた知見」として、

 当初はフレームの必要強度として、実験値より算出された疲労限度の値を基に評価を行っていたが、現実には疲労限度は両振条件下ではなく、圧縮応力の高い片振りに近い応力であることがわかった。この原因は破壊現象に対する洞察がなかったことで、今後は材料の挙動に着目して限界状態を見極めた費用かとすべきことにという知見を得た。

とまとめました。

2017年2月26日 建設部門、土質及び基礎科目の方のスカイプによる指導

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 この日のコーチングによる指導事項は19時00分から、26分間,スカイプによって相談しながらコーチング指導しました。 

 低耐荷力型掘進機による推進工法の業績。問題点と解決策を簡潔に示すこと。それから、現時点での評価の意味が、業績の目標に対して現実がどうであったかという、PDCAの確認にあることをご説明しました。

2017年2月26日 建設部門、鋼コン科目の方の電話による指導

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 この日のコーチングによる指導事項は18時00分から、50分間,電話によって相談しながらコーチング指導しました。 

 4径間PC箱桁橋の施工時設計に対して、3次元FEM解析が、現場の問題解決に対してどのように貢献したのか、最も解析を必要とした場所や、最も困難な事項を特定して、貢献が成果に対して直結するようにストーリー作りをしました。

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