四国から上京されたF様はコンピテンシー理論を理解されて、

  • 試験は試験官のコンピテンシーの印象で決まる。
  • だから大事な問題点を見極めて、問題を効果的に解いたことを示す必要がある

とお考えになっていました。
 そこで、面談コーチングにより、逐一答案を確認しながら疑問点を解決していきました。実はF様は体験論文の添削内容がこう着状態に陥っていました。
 この日、話し合ったことは。


  • 技術的問題点は何か
  • 解決策は何か
  • 上記を考案する上で苦心した技術的事項は何か
  • 独創性、先駆性はどこにあるか
  • その技術の応用性、汎用性はどこにあるか
  • 経済的評価
  • 環境保全効果
  • 現時点での評価はどうか。何が問題か。
  • 現時点での改善策
  • 技術的課題、将来展望


ここでは、良くある共通的な問題点があり、それぞれ次のように対処しました。


  • 問題点と解決策が直列に何段階にも連なっていてわかりにくい ⇒ 問題点、解決策毎に整理する
  • 貢献内容があれもこれもと書かれている。 ⇒ 効果的なものだけに限定する
  • 対処した問題点が直接の小さな問題に過ぎない ⇒ 大きな業績としてとらえる。


①つまり下図のように考えてください。まず問題点と解決策はどんどんつながっていきます。

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②そして、当初考えていた問題よりさらに上位の大きな問題を探し出して、これを最初の問題とします。つまり、業務を大きくとらえるわけです。

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③再び問題点、解決策とつないでいくと、多数の要素の直列の関係になります。

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④実は、この「⇒」の部分に技術や貢献が隠れてます。試験ではこの技術や貢献が評価の対象となりますので、これらを取りだす必要があります。

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⑤先の直列関係を整理して、問題点、解決策、苦心したことの3つのグループに分けます。苦心したこととは技術や貢献のことです。つまり大事なことは、

  • 問題点、解決策 を明解にする
  • その間にある技術・貢献を明確にする

ことです。

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⑥これをそれぞれ縦に並んだグループごとに述べていけばわかりやすく説明できます。

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 以上をまとめると、

  • 自分の業務の幅を広めにとらえておく
  •  直列に並んだ、問題点・解決策の列を問題点と解決策にわける
  • 問題点→解決策の課程と貢献を関連づけて述べる

ということができます。

 これらの結果、F様が納得されたことは、
本講座のコーチング指導は部門、専門科目に依存せずにコンピテンシーを高められるということでした。
 また、講座の指導では、F様の例のように
上京タイミングに合わせて、面談コーチングを受け付けるようにしています。

 セミナールームでは答案を見ながら、面談により課題の仕上げ方や勉強法について相談出来ます。

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 この日、中国地方から上京されたH様はこれまで複数回受験されて惜しくも敗退してきました。その背景にはかって先輩から教わった、暗記やキーワード中心の答案作成を続けてこられた経緯がありました。



 ところが、今年の選択科目の試験では大きな問題にぶち当たりました。設問(2)の題意がわからず、結局本文とは関連の薄い関連情報で答案をまとめるしかなかったといいます。ちなみに、今年の問題はこうでした。

I−2
(1)以下について説明せよ。
 ①「液状化の発生メカニズム」
 ②構造物の耐震設計に用いる「耐震法」
ただし、②の説明には設計震度並びに強震帯、中震帯及び弱震帯という言葉を含むこと。

(2)東北地方太平洋沖地震も踏まえ、今後の構造物の耐震設計のあり方について、あなたの考えを想定する地震動の強さに応じて具体的に記述せよ。

 この体験を経て、これはもはや

  • 明らかに、昔とは出題傾向が違う
  • 系統的に合格できる方法を習う以外には合格できない

と決断されました。また、

  • 一般の添削講座も受けたが、経験で教える先生からは正しい論文の考え方の指導はなかった

と感じられているとのことでした。

 一方、こうした試験の戦略は、実務での事業者からの要求とも符合しているそうです。


 H様は実務では国土交通省の担当官と折衝されて、いつもプロのコメントを求められていたようです。

  • 前置きは要らないからこの物件で何が問題点か言ってくれ。
  • 実施した物件について、何か改善点や提案はないか。

というように担当官は求めてきます。こうした、事業者の要求にコンサルタントとして答えていくには本質的な問題点をとらえられる力、すなわちコンピテンシーの考え方を身につけていくしかないと感じられたようです。

 また、H様は会社の経営者でもあるため、人材育成のため自らが技術士指導を行う必要もありました。経験で教えるのではなく、部門・科目の枠を超えた論理的な問題解決によって指導していくしかないと考えたようです。

 そこで有効なのがコンピテンシー理論です。講座の指導として行っている

  • 出題者の意図を読み取れる
  • 問題、課題、対策の論理的展開
  • 技術応用による問題解決
  • 簡潔、単刀直入に述べる
  • 成果につながる具体的手段、ノウハウを示す

というような力をつければ、プレゼンはいつも楽勝できると確信されたとのことです。

 滞在時間は約2時間、試験合格テクニックから講座の説明、敗因分析、試験問題傾向、試験官の考え方など、疑問点はあらかた解決したかと思います。ここセミナールームでは疑問を持った方々に対して合格法の提案を納得するまでご説明しております。

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水道・上水道受験のH様は、体験論文作成に向けて技術的体験チェックシートの修正に取り組まれていました。しかし、その骨子の組み立ては難航していました。本日は17:00〜18:00、会社の帰りにセミナールームに来られて、その説明を受けられました。本日ご説明したテーマの1つは、

概念思考ができなければ専門家ではない

ということです。

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論文の骨子として問題になっていたのは、


  • 水道管の圧力制御技術
  • 簡易な制御方式による、ポンプのオンオフ設定


ここで大事なのが、それぞれの技術背景となる概念を表現することでした。


  • 水道管の圧力制御技術は配管の圧力解析に裏付けられた品質管理技術です。
  • 「簡易な制御方式による、ポンプのオンオフ設定」は途上国住民による持続可能な維持管理技術と言えそうです。


このように、ただ技術を実施したままのことを記述するのでなく、体験論文では技術の背景となる概念を表現するようにしてください。なぜなら

概念的思考は専門家にしかできない

ため、そうした記述によりコンピテンシーを表せるため、評価を高めることになります。

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 この日は13:00〜15:00に機械部門のT様が来られました。T様は大阪にお住まいですが、上京される機会に面談されています。

随時、上京のタイミングに合わせて面談受け付けています。

 今回は技術的体験論文を作成するにあたって、の講座の心構えをご説明しました。要点はこうです。

1. 技術士試験では試験官の判断尺度を知らないと合格できない

  • 合否の判定には厳密なチェックシートはない。
  • 文部科学省は専門家にお任せして審査する。
  • 添削講師はたいてい経験で教えている。


2. 業績の選定、業績概要の書き方業績概要はとにかくわかりにくい
  そこで、業績の特徴を端的に表すのみにしてください。

  • 物件、対策の仕様、規模は
  • 応用した技術は何か
  • 自分の貢献はなにか
  • 成果はなにか

 この4点を端的にまとめていきます。

3. 問題点、解決策、苦心した点を明らかにすればコンピテンシーが表現できる

  • 問題点 業務がぶつかっていた障害 その業務の必要性
  • 解決策 問題点を解消して、理想的な状態を得るための方法
  • 苦心した点 解決策を導く上で技術的に工夫したこと、貢献


4. 「独創性」とはなにか

  • 新規である、前例がないだけじゃ×
  • 前例がないとは→ 理由があってそうしない場合が多い
  • その理由を解消できない限り独創とは言えない

たとえばこのような事例は独創性があるかどうかわかりますか。

(1)当時他に例のなかったA工法を日本で初めて採用した  ×(2)臨機応変に対応(工夫)して編み出した方法         ×

答えはいずれも独創性無しです。

5. 現時点での評価

  • 厳しい視点で反省すること
  • 仕事はできて当たり前
  • 技術的成果は結果だけじゃわからない
  • 技術的な進歩等を考慮してギャップをとらえる
  • 「まあまあ良かった」は××


6. 今後の展望

  • 同じ技術分野についてのこれからの技術開発の見通し。
  • ユーザーではなく、技術開発側の視点で述べる
  • 専門家、研究者の論文から参考にする
  • 広い視野、上級管理者(上司)の視点で述べる

 説明内容を書きとるT様。講座のテキストにもこのような内容は詳しく書かれています。

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 農業部門・農業土木受験のS様は、筆記試験の論文作成に向けて3段階答案作成法をスタートされようとしていました。しかし、その

  • 3段階答案作成法の書き方
  • 問題、課題、対応策といつた骨子の組み立て方

がわからず難航していました。本日は18:00〜20:00、会社の帰りにセミナールームに来られて、その説明を受けられました。講座では、

皆さんの一発合格を支えるため、懇切丁寧な説明に努めています。




技術士試験問題の例年の傾向として、次の3段階での問題解決過程が求められています。



  • 現状を分析し、問題点を整理する。
  • 課題を立案して方針を提案する。
  • 対応策を示して解決のための実施方法を明示する。


つまり、

「問題点」 現状の悪さを明らかとして要因に迫る
「課題」  大まかな方向性を示すこと
「対応策」 実現可能性、具体的な方法論

とすることです。

この日の指導では「問題点、課題、対応策」のあるべき姿をお話しました。


「問題点」のあるべき姿
(1)「対処すべき悪い状況」
(2)「好ましくないこと」としてすぐに把握できるもの


「課題」のあるべき姿
(1)「問題点」と同じ言葉か「問題点の『防止』」は「課題」ではない
(2)複数挙げるときは、もれやダブりがあってはならない


「対応策」のあるべき姿
(1)ねらいにぴったりの対策を示す
(2)ビジネスとして実現性が高いと感じられること
(3)白書のキーワードを引用しても良い


 技術士試験問題では画一的な答えというものはなく、誰もが正しい結論に至る答えを自分の言葉で表す必要があります。逆に、このようにして専門家が出した答えが正しいか否かは、ふつう専門家でなければ判断できません。技術士試験ならば試験官が採点しますが、実務ではそうはいきません。

 このため、コンサルタントはクライアントに対して常に正しい結果、しかもそれが正しいと納得できる答えを提供できるという問題解決過程の品質管理をしなければなりません。技術士はその担保として、


  • 正しい問題分析をして問題の要因を見極める。
  • 問題の要因から、正しく課題立る案する。
  • 課題から正しい対応策を提案する。

    これらのことが求められています。

こうした内容は、ホワイトボードではっきりわかりやすくご確認いただけます。

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 技術的体験論文では専門家としての見解を示せなければなりません。この日は二次試験で一発合格を目指すK様に対して、

 プロエンジニアとしての見解を養うトレーニングをしました

 講座では次の3段階で業績のコンピテンシーを明らかとしていきます。

成果につながる貢献は何か当初解決しようとしていた問題は本質的で十分大きいものか解決策は専門の部門、科目としての技術が利用されているか。解決策を遂行する上で工夫や貢献した内容があるか

 この日の指導では、添削結果+音声コーチングファイル、で確認した内容について、さらに質問を受けて専門家としての見解を練り上げていきました。

 下記の資料はあらかじめ添削してお渡ししてあった、技術的体験チェックシートです。

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 この添削結果をもとに、

各項目ごとに要求されていることは何か解答として書かれたことは何がいけないかどう考えればより専門家らしいか具体的に答案として書くべき内容は何か

というようにコーチングしていきました。

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 この結果、最後に納得して理解することができました。

この日のK様の感想はこうでした。  >K様の感想を聴く

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 この日は総合技術管理部門を除く部門の方に対してセミナーを行いました。一発合格へ向けた仕組み作りと、講座の指導の品質管理に対して熱心な質問がありました。

  • なぜマンツーマンコーチングが合格しやすいか
  • どうして合格率が67%もあるのか
  • なぜ添削回答が速くなければならないのか
  • 予想問題にはどうやって対処しているのか

等の質問があり、ご説明しました。

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この日は新たにパーフェクトコースを希望されるО様が相談に来られました。



О様はこれまで、某二社の講座を受けてきましたが、満足できなかったとのことです。このA社、B社はともに

指導方法が講師、会社主体であって、私が苦しんでいる悩みに応えてくれない

ということでした。こうした比較により当研究所のパーフェクトコースを希望しているとのことでした。О様のこれまでの受験経歴を下図に表してみました。


A社

は、 

添削回数は無制限と言うが、スタートが5月からでは実質的に制約されてしまう。

添削内容の詳しい点について質問したら「それは自分で調べてください」と不親切だった。
 

B社は、

講座+添削形式であり、その添削の指摘内容は通り一遍であった。

 講座を探している方のお悩みは、

合格できる確かな方法を見せてもらいたい。ノウハウを最後まで目で見て確認したい。

と言うことですが、残念ながらそれは難しいことです。なぜなら、

受講者ご自身の合格に何が必要かが、正確にわかっていない。

からです。この日も志望科目の「道路」の問題を元に必要な勉強法をご説明しました。多くの方は専門知識や白書のキーワードを求めますが、実際に躓いているのは別なことです。

そこで、道路のH22年1-1問題を読んで相談しました。

 道路の1-1問題では、道路の整備に立つ側の対処方法が求められています。すなわち、

  • 応用力や問題解決力
  • 個々の知識や白書のキーワードではない

ということなののです。

 こうした本質的な提案力をつけることに対して、技術士合格への道研究所ではできるだけわかりやすい道筋を示していますので参考にしてください。まず、基本コンセプトは

「合格させるにはどうするか」

を目指した指導法であるということです。

従来はどちらかというと、

知りたければ教えてあげます。」

という、指導でした。そこでは、アルバイト講師による添削が主体です。しかし、本講座ではコンピテンシー研究の成果を反映して、次の方針で臨んでいます。


  • 深い理解を助けるコーチング・・・・・・・・・・⇒話し言葉によるコーチング指導
  • 合格につながる、効率的な指導方法・・・・⇒目標24時間以内回答
  • 試験の各段階毎にベストの指導・・・・・・・⇒段階ごとのコンピテンシー指導

1については、音声ファイルコーチングや電話コーチング、面談コーチングなどで対応しています。

2は効率化して添削頻度を増すため、添削回答を出来る限り24時間以内に早めています。

3の試験の各段階毎にベストの指導はカリキュラムや教材を毎年改良しています。

このようにして「合格させる指導システム」を研究により作り上げるよう努めています

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この日は情報工学部門の方に対してセミナーを行いました。


(下図をクリックすると参加者の感想を聴けます)



 指導した事項はこのようなことです。

技術士試験、試験官の判断を知らないと合格できない
コンピテンシーは段階的に「測定」される
「技術者コンピテンシー」を表すには?
指導監督する職務がイメージできるためには
体験論文の3要素  課題及び問題点、技術的提案

問題ケース

  • やったことや意義がよくわからない 「だから何?」と言いたくなる
  • 根拠がなく説明が独断的、「なぜそうなのか?」と問いたくなる
  • 成果になりそうなことをとにかくすべて書く(仕方なくやったことまで)


「独創性」とはなにか

  • 前例がないとは→ 理由があってそうしない場合が多い
  • その理由を解消できない限り独創とは言えない

また、この日の配布資料は、(下図をクリックするとpdfファイルが見られます)

 また、講座では筆記試験再現答案の添削も受け付けており、添削結果についてご説明しました。


(下図をクリックすると音声ファイルによるコメントが聞けます)

 2011年筆記試験答案、無料添削を受け付けます。まずは不合格の原因を知ることからです。どしどしお寄せください。

■目的、ねらい

 過去の試験での敗因を知らずして、今年の勉強の戦略は立ちません。まずは実際に何がいけなかったのか、客観的に試験官の判断を知ることです。添削では

  • コンピテンシー理論に基づいて試験官の考え方
  • 減点箇所、減点理由、改善方針、今後の勉強方針について
  • 答案に対しては赤ペンでの指摘します
  • 5〜30分程度の講評、口述説明(口述録音ファイルにて)

にてコメント致します。

■対応部門

機械/船舶・海洋/航空・宇宙/電気電子/化学/繊維/金属/資源工学/建設/上下水道/衛生工学/農業/森林/水産/経営工学/情報工学/応用理学/生物工学/環境/原子力・放射線/総合技術監理

■お申込み方法

メールタイトルに「添削、合否判定希望」の旨をお書きの上、次の事項をお書きください。

お名前、勤務先名、PCアドレス、携帯アドレス、携帯番号、受験部門、科目、科目、専門とする事項を添えてメールにてご送信願います。gijutsushi1@yahoo.co.jp  

■ご用意していただくもの

再現答案 ワードで書かれたもの(ワード原稿)に限ります。 答案用紙の一行文字数×行数に合わせた原稿筆記試験問題の冊子 当日配布されたもののPDFコピー (解かれた問題だけでなく、表紙から全ページを含めてコピーしてください)試験センターからの採点結果(A、B、Cの評価)

■添削に要する日数

 10〜15日

 建設・港湾受験のK様は、試験4日前のこの日、面談コーチングに来られました。本日は18:10〜20:30にH23年の予想問題の手書き答案に対する添削の相談をしました。

 最後の仕上げ時期にしておかなければならないのが、手書き練習です。時間を決めて用紙に書きあげる練習を行ってください。

 K様は試験時間に合わせて、下の写真のように必須科目3枚、選択科目6枚の答案を作成されました。


 その結果は、練習の成果が反映されて、内容的にはかなりの確率で合格できるものとなっていました。それは、講座の指導で学ばれた、

  • 出題者が要求している項目毎に答える。
  • 問題、課題、対策を論理的に述べる。
  • 網羅的にとらえる。偏らない。ダブらない。
  • 段落ごとに簡潔にねらいをまとめる。
  • 専門技術(建設・港湾)の提案をする。

などの注意点です。

 一方、この日改めてご指摘したことは、読みやすさに気を配ることです。

  • タイトルには手段や作業の項目ではなくねらいを示し、文章の内容を読まなくても理解できるものとする。
  • 対策提案の段落では背景や前置き、問題点を書かない。
  • 主語は短くする。
  • 一文は3行以内とする。

などをご指摘しました。
 試験官は短時間で採点せねばならず、忙しく文章を読みとることとなります。その時に、タイトルが文章の内容を代表していれば、答案全体の趣旨を早く読みとることができます。内容を表すタイトルはそのような理解、つまりわかりやすさを助ける効果があります。

 対策提案の段落では、背景や前置き、問題点は文脈を乱して、内容を後戻りさせるのでできるだけ書かないようにしてください。それよりも、具体的にどう実施するかを詳しく提案した方が評価されます。

 時間がない中でおろそかになりがちな、読みやすさに気を配るようにしてください。

このほか、

「はじめに」、「おわりに」は必要か?

と質問がありました。結論から言うとほとんど必要性ありません。逆にこれらで文字数がかさむと肝心の内容がおろそかになって減点されかねません。

 「はじめに」はかつて、問題が短文で抽象的であった解答趣旨を整理するために、答案の導入の役目を果たしました。しかし、近年では問題文が200字程度まで長文化して、要求が明確となり整理の必要性がなくなっています。従って、得点にならない「はじめに」を書くよりも、答案として必須の内容をいきなり書き始めた方が有利です。

 「おわりに」も個人的な見解を述べるものでしたが、筆記試験はそもそも見識問題のため、特段個人的な考えが必要なわけではありません。

 問題文の「あなたの意見を述べよ」の真意は、個人の意見を求めているのではなく、技術士として合理的な提案は何かということです。ですから、「おわりに」で何か自分しか知らない特別なことを書く必要はなく、求められている提案事項を淡々と述べれば良いのです。

 建設・港湾受験のK様は、試験13日前のこの日、面談コーチングに来られました。本日は18:10〜20:30にH23年の予想問題の内容に対する添削の相談をしました。


この時期に注意しなければならないのは、

  • 何回も添削していると卒なくまとめる技がついて型にはまってくる
  • 実際、時間内に答案が書けるのか解らない

という問題です。

 講座ではコーチングでこれらを解決しています。

1. 何回も添削していると卒なくまとめる技がついて型にはまってくる

 何回も添削していると卒なくまとめる技がついて型にはまってきます。技術士問題は問題解決の解決策の提案となっていますが、スムーズに問題解決を図ろうとするあまり、抽象的で表面的な答えに陥りがちとなります。この結果、具体的な提案の乏しい答案となってしまいます。こうした答案の感想は、「間違ってはいないが、失望」というものです。

 たとえば、港湾の性能設計の課題が次のように書いていたとしたら、

 ここでは具体的に「港湾」の「性能設計」の課題が何であるかを考えてそれを記述する必要があるのです。

K様のコーチング指導後の解答は、次のようになりました。


2. 実際、時間内に答案が書けるのか解らない

 いくら練習はしていても、実際に答案を手書きで仕上げるのは別な作業です。考えながら鉛筆を動かすとつい考えが進まないものです。このため時間内に答案を書きあげるのは結構大変な作業となります。

 練習で学んだ知識が言葉で記憶したものであって、まだ暗黙知のレベルまで達していないからです。

 試験を手軽に体験するには模擬試験コースを受講される方法があります。土日の時間を使って試験を再現してみることです。実際に受講されてた方の結果から言えることは、かなり練習されている方でもけっこう苦しんでいるということです。

 K様も実際に時間を決めてこの上の写真の答案3枚を作成してみたところ、相当苦しんだとのことでした。

 練習では素晴らしい提案をしていても、いきなり新規の問題で、しかも時間が限られると平凡な答案となってしまう場合があります。しかし、「平凡」は悪くはありません。答案は60点取れば合格なのです。大きな間違いをしないようにして、求められていることをきっちり解答すれば合格できます。

3. 試験当日に60点取って合格するには

 ではどうやって60点を確保するのか。そのためには大きな間違いをしないことです。この注意を「虎の巻」としてまとめましたので参考にしてください。

技術士合格虎の巻2011年

第2回  合格に必要な要件 その1 
    出題者の意図を正しく読み取る

第3回  合格に必要な要件  その2
    「問題分析、課題立案、対応策の提案」

第4回 合格に必要な要件  その3
     技術を用いて問題解決する

第5回 合格に必要な要件 その4
          簡潔に単刀直入に述べる

第6回 合格に必要な要件  その5
          知るところを述べよとは「知識」ではなくノウハウ

 鉄道設計技士・鉄道土木受験のH様は上京された際に面談コーチングに来られました。

 本日は17:30〜20:30に下記3点の相談をしました。

業績論文作成相談 添削結果をもとに見識論文作成相談 添削結果をもとに過去問分析、予想問題作成

H様のようなエンジニアが最もお悩みなことは、論文の書き方です。

論文で何をどう書けばよいのか。書くのはともかく、点を取るには何を書かねばならないか。業績論文、見識論文ではそれぞれどう考えればよいか。

というあたりです。

 これらはそれほど難しいことではありません。試験官がどんな文章を見たときに「これは優れている」と感じるかにかかっています。試験に合格することとは、限られた答案の中でそうした印象を最大限に高めていくことに他なりません。

 このようにいうと何か特殊なテクニックのように感じられますが、単なる形ばかりの試験テクニックで試験官がだまされることはありません。私が申し上げる方法は本質的な能力を高めていく活動なのです。

 さて、その指導内容ですが、見識論文については前回の記事とほぼ同じことをやっていけば良いでしょう。具体的には「2011.07.04 若手エンジニアが一発合格目指して奮闘中」を参照されるようお願いします。

 一方、業績論文についはこの日、

専門技術の応用による問題解決過程を示す。貢献内容の本質をとらえて解りにくさを無くす。体験から学ぶ姿勢(これが専門家らしさ)を示すため、事実に基づいて改善を考察する。

このようなことをご指摘しました。

 また、過去問分析については鉄道設計技士・鉄道土木の出題傾向として

維持管理、劣化に関する問題が多い。コンクリート以外では土質基礎、地盤に関するものが多い。新規のニーズ、計画的内容に関するものより在来技術が重要視されている。

ように見受けられます。こうした視点で問題を分析するように伝えました。
 その結果リアリティのある問題が作成されているようです。

 見識論文では、どんな問題が出題されるかわかりません。しかし、過去問練習だけなく新規の問題予想を行えば、当たり外れが少なくなって一発合格は不可能ではなくなります。

 その問題を乗り越えるには、試験官が受験者に求めていることを解析するしかありません。鉄道設計技師においても技術士と同様に、

  • 試験官は知識や経験を求めているのではない
  • 鉄道技術の応用による貢献を求めている
  • 単なるアイデアではなく実現性の高い実務的提案を求めている

ようです。


 建設・港湾受験のK様はこの日も面談コーチングに来られました。上の写真はその時の様子です。本日は18:00〜21:00にH23年の予想問題の検証と内容に対する添削の相談をしました。受講者様の時間に合わせて面談時間を夜間でも調整しています。

 K様のような初回受験者がもっとも心配されていることは、

答案をどう書いたら良いかわからない答案が試験官によってどう評価されるかわからないどんな問題が出題されるかわからない当日手書きで答案が書けるかどうか解らない

という4つの疑問です。

講座ではこれらを順番に解決していきます。

1. 答案をどう書いたら良いかわからない

 答案の書き方は、レジュメ、チェックシート、答案という3段階答案作成法で書きあげて行きます。答案を書けないのはストーリーが組み立てできないからです。3段階答案作成法では、骨組みから考えるため誰でも論理的な内容に文章をまとめることができます。

2. 答案が試験官によってどう評価されるかわからない

 次に、答案は書けたが、ちゃんと評価されるのかが心配です。そこで役立つのが「コンピテンシー理論」です。試験官がなにを評価して何を評価しないのかをはっきりと示します。

 これによって、初心者でもだいたいこのようなことを書けば点がもらえるのだということが解ってきます。それは

  • 「はじめに」のような前置き文ではなく、本質的な内容
  • 出題者が要求している解決内容
  • 現状、課題、解決策の論理的な説明
  • 効果的て独創的なノウハウや提案に満ちた解決策
  • ムダがないテキパキとした内容


上の写真は前段階として答案練習のために来られた時の写真です。数回の添削を経て完成します。


この時の感想は>


3. どんな問題が出題されるかわからない

 そして、最後に解決しなければならないのが、問題の予想です。筆記試験では問題がわからないため、過去問練習だけでは当たり外れが多くて一回では合格できません。

この問題を乗り越えるには幅広に予測して取り組むしかありません。そこで必要なのが、

試験官は問題文で受験者に何を求めているか

を解析することです。

私が申し上げているのは、

  • 試験官はただ単に知識や提案を求めているのではない
  • 建設技術の応用による貢献を求めている
  • 具体的な事例ではなく汎用性の高い問題解決力
  • 建設分野の実現性の高い提案

です。こうした観点で問題を予測しました。


上の写真は講座の課題である過去問分析、新年度問題予想チェックシートです。


この日は予想問題の追加案に対してご意見を申しあげて修正方法をお伝えしました。


 さて、K様の場合は1、2の段階は順調にクリアしてこの日は3.の問題予想でした。

必須科目、選択科目で各6問選定されていましたが、

  • 過去問と類似していないか
  • 建設技術とは関連しているか
  • 答えは意味のある提案となるか

といった実戦的な整合チェックを行いました。

ただテーマを予測するだけではなく答案としての現実性が大事なのです。たとえば、

  • 観光開発は電柱地中化やバリアフリーだけでは建設技術と関連性がない
  • 維持管理や防災は過去問とダブるため新しい視点が必要
  • 地方の活性化はあり得るが建設、社会資本整備の視点で考えるべき
  • 東アジア交流は交通・運輸ではなく建設の観点で考える
  • 海外工事も受注の観点ではなく、建設技術としてとらえるべき

 などの指摘を致しました。この結果、試験1ヵ月前に予想答案が全てそろう見込みとなりました。

 さて、ここまでのK様の学習の進度は下の図のように、4/2にスタートされてから快進撃を続けてきました。残る7月の仕上げを経て万全の態勢で試験に臨めそうです。 



4. 当日手書きで答案が書けるかどうか解らない

 さて残るは問題は当日の展開です。
 まず、下書きを書かねばなりませんが、これは講座のチェックシートと同じなのでほぼ大丈夫です。

 後は答案用紙を午前3枚、午後6枚手書きすることです。これについては直前に書きとり練習することをお勧めしています。手指の訓練わしておけばあまり問題なく書けるみたいです。

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 この日はH23年問題の予想法についての説明をしました。


 技術士筆記試験では、毎年問題が異なります。このため予想してかからないと絶対に合格できません。

 ではなぜ、問題が変化するのか? それは出題者が幅広い能力を求めているからに他なりません。そのような試験に合格するには、答えを暗記するのではなく、毎回問題を見てから考えて答案をまとめられる力が必要です。

 つまり、応用力を養う以外にないのです。 そこで次のようなスライドで予測法についてご説明しました。

 上記スライドをプリントアウトしたい方はクリックしてください。スライド資料にリンクします。
 応用力の助けになるのが、問題の予想です。出題者の考えを予想することは、正しい考え方を助けるとともに、考えの大きな間違いを防いでくれます。

 例年、不合格原因として大きいのがこの考え方の間違いです。知識のミスではなく、出題者の意図を読み誤った時の間違いは大きなものとなってしまいがちなのです。

 この日は、水道部門と機械部門の2部門について、必須科目の問題予想を行いました。両部門とも資料を読んで分析、解答する問題です。その傾向はそれぞれ次のように分析できます。比較のために建設部門も添えます。

 出題傾向  部門 解き方 
 資料分析方針立案型  水道 資料を分析して改善課題を立案し、対策提案 
 抽象概念応用型  機械 与えられた概念を応用して問題を解く 
 変化対応型  建設 変化する状況に対応する 

 これらの問題では完全な予測は困難なので、いくつかの問題形式で練習して臨機応変な対応力を付けるしかありません。そこで、すべきことは

  • 過去問練習 過去問を解いて出題者の意図をつかむ
  • 過去問分析 過去問を類型化整理し傾向をつかむ
  • 類似問題練習 新傾向の類題を予想して解いてみる

 この時注意すべきことは、出題者が、受験者の高い分析力を測るため難度の高い問題を出題してくるということです。簡単な問題では技術者の能力を測れないからです。

 この考えさせる問題にはいくつかのパターンがあります。

課題探索問題解決変化対応逼迫問題概念応用型

 このように問題に対して予測的に対処することで、出題者と同じ目線で問題と取り組めるようになり、出題意図が深く理解できるようになります。その結果答案の正解率が高まっていくのです。

 この日は実際の問題を例に挙げてこのような問題への対処方法を説明しました。

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受講されているN様の過去問分析資料、ここまで体系的に分析すれば問題がはっきり見えてきます。


 受講されている

N様の過去問分析資料です。ここまで体系的に分析すれば問題がはっきり見えてきます。

 この日面談コーチングに来られた建設・港湾受験のK様に対して18:00〜20:30に過去問分析とH23年の問題 予想に対する添削結果の説明をしました。

セミナールームでのコーチングの様子 一つ一つ確認しながら納得できます。


セミナールームでのコーチングの様子 一つ一つ確認しながら納得できます。


 予測されたテーマは、

1 社会資本の維持管理
2 低炭素社会、省エネや低エネルギー化
3 地震、豪雨など想定を超える災害対応
4 暮らしとぎわい、活力ある地域の整備
5 社会資本整備の技術開発
6 観光立国、魅力的な都市整備

 このような内容でした。そこで、

  • テーマとしてどうか。実際に出題されそうか
  • 問題文が試験問題にふさわしいか。

という観点でチェックしました。

すると、
1、2、3は良いものの、4、5、6は今の時期に現実には出題されにくそうだと思われたので、1、2、3を優先させることとしました。

また、問題文が応用力を測るような形式になっていなかったのでH22問題にならって問題を読み解く上での 付帯条件を付け加えることを申しあげました。

たとえば4の問題は下記のようなものでした。

。予想問題もそのような考させる要素を付加して実際に近いものとし、学習を効果的なものとしています。

 この日面談コーチングに来られた建設・港湾受験のK様に対して10:00〜12:00に過去問分析とH23年の問題予想の説明をしました。


 一般的な過去問分析では、

  • どんなテーマが出題されたか

しか調べませんが、これでは深い予想はできません。なぜなら、テーマを絞り込むのに専門家の視点が必要だからです。そこで、講座では問題予測の力を技術者のコンピテンシーと見なして、過去問分析から予測力を養うようにしています。具体的には、過去問を分析して、

  • なぜこの問題が出題されたか
  • この問題を出題するねらい、背景となる出題者の考えは
  • その背景から予測される今年の問題は

と考えていきます。このように予測することによって

  • 受講者様自らが問題を見えてくる
  • 出題者と同じ目線で問題と取り組める
  • 出題者の出題意図が深く理解できるようになる

のです。しかもその結果の的中率も例年かなりの率となっています。こちらをご覧ください。

 予想問題がバシバシ的中!


 この日は13:00〜14:30にパーフェクトコースを受講されている、機械部門のT様が来られました。過去問チェックシートの添削について御相談されました。

(1)あなたが係わった開発での手戻り事例について概要を述べよ。
(2)手戻り対策のためにどのような活動がなされたか述べよ。
(3)発生したトラブルの原因について考察せよ。
(4)以上の事例を踏まえ、開発時に発生する手戻りを回避するために、どのような方策を採れば良いか考察せよ。

 一方、T様の答案は次の3つの問題を抱えていました。

  • はっきりとした失敗事例ではないため、厳密に問題原因が解析されていなかった。
  • 原因が究明されていないため、再発防止策が立案できない。
  • (4)での体験学習を踏まえた知見の一般化ができていない

ということでした。

 そこで、まず出題者の意図をわかりやすく説明するため、問題文ごとに説明していきました。

  • この問題では何を聞いているか。
  • なぜこのような問いかけをしているか
  • この問いでどのような技術者の知見を確かめようとしているか。
  • 答えにどのようなことを書けば出題者は納得するか(点がもらえるか)

 また、事例が不適切な場合は、別な事例で解答する必要性もご説明しました。

その結果、さほど苦労することなく正解に近付いていきました。

 多くの方の場合、解答がわからない、または解答できない理由の大部分は、出題者の意図がわからないことに起因しています。こうした問題文の要求がはっきりすると後は楽勝です。T様も解答の見通しが得られたようです。下の写真は面談コーチングで解答方法(考え方)の組み立てをT様が説明されているところです。


 この日、18:00〜20:30に面談コーチングに来られた建設・港湾受験のK様に対して、H22年答案、9ページの添削説明をしました。

面談コーチングに来られた建設・港湾受験のK様

H22年建設部門・港湾(選択科目)

2-3 近年、港湾及び空港分野においては性能設計の導入が進んでいる。その背景や導入することの利点について説明せよ。さらに、港湾施設あるいは空港施設の性能設計において性能照査を行う場合の技術上の課題のうち、あなたが重要と考える課題を2つ挙げ、重要と考える理由とその解決方策について、あなたの考えを述べよ。  他2問

 コーチング指導のねらいは「正しい考え方を身につける」です。というのは、試験は極めて常識的な観点で評価されるからです。チェック項目は、

  • 正しい考え方をしているか
  • 出題者の意図を読む
  • 問題⇒課題⇒対策
  • 技術応用
  • 簡潔、単刀直入
  • 成果につながるノウハウ

です。

 この日指摘したことは

「性能設計」の真の問題が明確に表現されていないので、性能予測技術を明確に打ち出す。「性能規定の課題」が必要十分な答えになっていないので、港湾における必要性を示す。問題提起が行政批判となってしまっているので、客観的に述べる。

 このほか

  • 必要のない例示によって一般性を欠いた表現となっている
  • 課題、対策の項で問題点を上げているため回りくどい

ところを改善しました。

 この日、最後に受けたご質問は、

答案をどこまで書けば合格できるか知りたい。

 しかし、合格点の60点ギリギリでクリアする方法なんてありません。試験当日は練習より力が低下すると考えておいた方が無難ですし。結局、少しずつアナログ的に、ご自身が判断尺度を身につけて改善していく以外に合格を確かなものにする方法はありません。


答案をどこまで書けば合格できるか。しかし合格点60点ギリギリでクリアする方法なんてありません。ご自身が判断尺度を身につけて上達してことです。

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